2002年03月14日(木) |
「アメリカン・スウィートハート」「シッピング・ニュース」 |
これは、2本とも応募して当ったものです。うれしいな。
「アメリカン〜」 J.ロバーツ、J.キューザック、キャサン・ゼタ・ジョーンズ、出演。 J.キューザックとキャサリンが、スター同士の夫婦です。あの往年の百恵・友和のように恋愛映画のヒットメーカーなんだよね。ところが、妻がスペイン野郎とデキてしまい、別居状態に・・・傷心の夫(キューザック)は、怪しげなお茶(漢方?)や薬に頼りながら、妻を思ってる。J.ロバーツは、キャサリンの妹。この姉と妹の関係が、ストーリーの軸かな。ハートフル・ラブコメです。J.ロバーツにちょっと肩入れしました。しっかり者のけなげな妹。妹が思いを寄せるのは? それにしても、ふたりの恋愛映画の数々が、ちょっと笑えます。
「シッピング・ニュース」試写会 まずは、この試写会『ナイスミドル特別試写会』なんて銘打って、年齢制限があり男女ペアが条件だった。この条件を見事クリアして、夫と観に行ったわけです。ほんとは、ラッセ監督の好きなSさんと行きたかったんですが、(どちらかが男装して行くことも考えた)まあ、たまにはしょうがない。 ストーリーは、傷心の夫が自分を少しずつ変えていき、しっかりと人生を歩めるようになる、というもので、ラッセ監督の「ギルバート・グレイプ」を思い出しました。K.スペイシーがその夫、悪妻K.ブランシェット、叔母にジュディ・デンチ、後に出逢う女性がJ.ムーア・・・出演者がちょっと大物ぞろいで一体どんな出来上がりなんだろう?と期待もして観ました。ニューファンドランド島(赤毛のアンの島のすぐ東なんですね)が舞台で、厳しい自然の中で、心の傷が少しづつ癒されていく様がよくわかり、とってもいい映画でした。思うに、わたしの観たラッセ作品は、「ショコラ」は別かもしれないけど、登場する人々が、みななんらかの傷・重荷を背負ってるのね。そんな人々が徐々に自分を見つけていく、先を信じられるお話が多いです。心にいつも浮かぶのは、「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」。初期のラッセ監督作です。少年がとっても切なくて大好きな作品です。
ちなみに夫は、わたしとは違った趣味の人ですんで「あーぁ、アクションだったらよかったなぁ。」と言っておりました。ほら、誘うんじゃなかった。 でも、巷ではホワイト・ディでもありまして、観た後にディナーに行けたのは、よかったのでしょうか、ねぇ。
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