2001年12月07日(金) |
「ディア・ハンター」続き |
マイケル、ニック、スティーブン。 彼らは、戦争の犠牲者というのでしょう。やりきれない。 ただ、この作品で、戦争の悲惨さを感じればいいのですが、あのようになってしまうひとというものの脆さ。命は助かっても、生きているほうがつらい、そんな残りの人生を背負うことの残酷さ。命を不本意にもぎとられることも、もちろん残酷なことですが、マイケルがこれから背負っていくものは、きっとだれにもわからない、計り知れない重さでしょうね。
デ・ニーロもウォーケンも、この頃もう実力派だったのですね。 題材は全くちがいますが、以前観た「ミッドナイト・エクスプレス」の重さを、思い出しました。
さて、今夜は休日前だ。¥80セールで借りちゃった残り3本を、ゆっくり観るとするか。じゃあね、saara。
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