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■ 空手を卒業した長男と、節分の夜。
節分はいつも手作りののり巻き。 なぜなら次男がナマモノを食べないから(笑)
てことで、自分ちで巻いて、色々中身を変え、子供達だけ丸かぶり。
玄関と庭に豆を巻きながら、「鬼は〜外。福は〜内」 次男の声はまだまだ大きく、長男は少しテレがあるから小さく。
おー、まだ家内の行事に付き合ってくれるんだvvと感心しながら過ぎて行く節分の夜。
長男が部活延長期に入って、ますます空手の時間に間に合わなくなってくるのをきっかけに、今週の火曜日(1/31)を最後に空手を辞めた。
本当は中2になるまで続けると本人も言っていたけど、正直こんな時期から部活の終了時間が延びるとは思っていなかったし、春休みも空手に通えるかどうか本人も自信がなさそうだった。 だらだらと所属だけして稽古に月一も行けずじまいなら、正直、月謝も生きてこない。
辞める時は自分で挨拶するのが常識。 その日も休むつもりだったのを無理矢理行かせてけじめをつけさせた。 簡単な報告と挨拶だけで済んだようだけど、「よく頑張ったな」と一言言ってもらったとホッとしていた長男。 私も遅れて挨拶を言いに行った。
以前の伊丹支部から足掛け9年。 気が弱く、体ばかり大きくてチックも持ってて、こっちに越して来て誰も知り合いのいない中で、ふと入会した地域の空手教室。 実は本部があって、本部の先生は世界チャンプで、すごいガチ空手だったと知ってからも、親子共々稽古をつけてもらって友達もたくさんできた。 同学年だけではなく、幅の広い年齢層の拳士たちと交流しながら、私も長男も成長させてもらった。
次男が入る頃、長男のチックも治まり、支部の中心学年になり、面倒見の良い子供達の集団となって本当に仲の良い支部になっていた。
紆余曲折、色々ありながら今の長尾支部に移っても、部活の合間を見つけては稽古に参加していた長男はとても頼もしい存在になっていた。 身長も一番高い。 低学年の子の相手をしてあげている時なんかは、まるでその子の父親の様な「なごみ」感があった(笑) 剣道部で声を出しているせいか、空手の組手でもひときわ大きく声が出るようになっていた。
本当に、空手にはお世話になった。
「また大人になってからでも空手したくなったらしてイイんやんな?」 彼は空手を続けていた自分にとても誇りを持っている。
私も主人も次男も、そんな長男を誇りに思っている。
そんな彼が照れながら渋々でも豆まきに付き合ってくれている。 それが逆に頼もしく感じた今年の節分だった。
次男はただ、無邪気でこれまた「癒し」である(笑)
2012年02月06日(月)
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