WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 冬が来る前に

子供と言えども、大人と言えども、時に「人生の岐路」を迎えます。
それはほとんどが自分で選んで立つ岐路ではなく、ある日突然に迫られる場合が多いのです。

うちの子供だけでなく、空手の支部の子供達に突きつけられた2択。

空手を続けるなら支部を変えること。

それ以外に空手を続けて行く方法がなくなってしまいました。

つまり、今まで6年間続いていた支部が無くなってしまうことになったのです。

私も、子供達もお世話になった支部が10月いっぱいで無くなってしまう事になったのです。

子供たちは突然、自分で今後の身の振り方を決めないといけなくなりました。
違う支部で、違う先生(館長)に、違う環境で、空手を続けて行くという方法か、またはこの機会に辞めるのか。
小1から中学生までの男女門下生たち。
彼らの選択に猶予はありません。

もちろん保護者も同様です。
送り迎えの時間、距離、曜日、すべてが変化します。
夜、仕事を終えてから迎えに来る親もいる。
旦那さんの帰りが遅いママもいる。
乳幼児を抱えて迎えに来る親もいる。
子供だけで通わせるにはムリな距離になる家庭もある。
月謝もどうなるかわからない。

ただ"事実"を突きつけられた私たちに、でも呆然と考えている時間もなく、次の事を子供達と一緒に決めていかなければならなくなり...。

「◯◯さんとこ、どうする?うちは今のところ辞めさせるのもなぁ〜と思ってるんやけど」
「うちも子供がまだ辞めたいって言ってないし」
「とりあえず新しいとこに行ってからしか様子がわからんし」
「うちは野球があるから、曜日が変わると微妙やねん」
「この支部の子ら全員で移れたら、雰囲気が変わらなくて行きやすいねんけど」

「お前、どうする?オレは行くわ」
「え〜、オレわからん」
「お母さんが迎えに来れるかどうか分からんて言うてるしなぁ」
「お前が行くなら、とりあえず行こうかな」
「一緒にやろうや」
「曜日もまだわからんやろ?それ次第や」

色んな声が聞こえます。

続けるかどうかは、本人次第でしょうが、親の都合も気持ちも当然入ります。

ウチも続けてみてから...........あとは未定。





2009年10月23日(金)
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