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■ 個人競技の環境とたくましさ
雨が降りません。
この夏、北京五輪をけっこうしっかり観ていますが、やっぱり個人競技は特別。 自分が秋に試合出場するかもしれない立場なんで、よけいに見入ってしまいますが、柔道は大変っすね〜。 なんか、あら...と思ううちに終わってしまった。 谷選手のインタビューは、同じ母親の立場からも色々と考えさせて頂きました。 新聞のインタビューもしっかと読みました。 「家事をやっているからこそ柔道をやらせてもらっている。」 「子供が病気なのに、私は何の為にこの子の側にいてやれないのか」 など、多少身につまされる言葉も...。 また、内柴選手の「親父の仕事」の言葉と妻子に呼びかける姿が、なんか格好よかったな(*^_^*) やっぱりそういう家庭的な面が見える男性って、私は嫌いじゃないです。 北島選手にしても内柴選手にしても、男泣きは深い。 内面からこみ上げる感情を抑えきれない、素直な、素敵な涙だと思いました。 色々と大変な練習や苦労があると思うのに、やっぱり「一番」ってそれを補っても余るくらいの格好よさがあると思うんですよね。
中村選手だっけ? 女子柔道の銅メダルの女の子。 金メダルじゃないと意味が無いって笑顔を見せてくれなかった子。 オリンピック初出場で銅メダルも凄いと思いますよ。 でも、一番じゃなかったという思いの方が強いんだよね。 一生懸命練習して来たのに、なんで一番じゃないんだって、笑えないんだよな〜。 わかるな。
また頑張って欲しいな。 ...ダンベルの三宅選手も。
先週の空手は、2週間ぶりの一般稽古。 風邪をひいてフラフラしてて1週休んで(ジュニアだけでた) 次の週はジュニアオンリーの外稽古で見学。 結局、3週目にして久しぶりにジュニア→一般と続けて稽古できました。
思っていたより体力は落ちてなかったし、1'30"のフルラウンドもテンポが速く感じて終了。 2ラウンドやったんだけど、間に椅子を出して来て下さって、ブレイク。 先生と対峙して、まるでコーナーに座って次のラウンドにそなえるボクサーみたい(笑) ブレイク中に色々アドバイスもらったり、雑談したり。
「2週間空いてたにしては、動けてますね。驚きました」(先生) 「そうですか?(^^)ゆっくり休んでたんで。あはは」 「いや、勝ちたければ休めって言いますよ。イイ感じですね。」
でも、その晩、家に帰ったら両膝が腫れてました。 特に左がタンコブ状態に硬く腫れ上がっています。 「膝、腫れてるし...@_@;」 「何でそんなとこ打つん?」(旦那) 「私も覚えてないねん...なんでやろ」
夢中です(苦笑)
谷選手ほどシビアな環境でもなく、大変でもないけど、でもやっぱり好きな事をさせてもらってるのは旦那や子供達の協力と応援があるからこそ。 仕事に出始めてから、よけいに家の中が荒れてる(散らかってる)時があるけど、それをとがめる事も無く、旦那は仕事から帰ってきて黙ってお風呂を洗ってくれてたり、たまった食器をなおしてくれてたり、「やろうと思ってた」部分をやってくれます。 ホント、だからこそ出来る時は精一杯主婦業をやろうと思うし、夏休みなのにどこにも連れて行ってやれない子供達も、そこらへんは文句も言わず、たまの映画で許してくれる(笑)
それぞれの家庭の形があるように、家庭の中の動きも違います。 夫婦の役割も、出来る方がやれば良い、と黙って動いてくれる旦那に心から感謝しています。 ホント、有り難いなぁ。
空手が終わって家で道着のズボンを脱ぐ時に、汗で湿りきったウエストの"絞り"が元に戻らず、トイレに行けなくなってしまったので、旦那に 「ちょっと後ろ、絞った所が動かへん(汗)横に引いて〜〜!!!」 とリビングに出て行ったら、次男がスッと後ろに来て、小さな両手で横に少しずつしごきながら"絞り"を緩めてくれました。 「おおおおおおお〜!凄い!うまいやん。へえぇぇぇ〜」 と感心していると、 「さっきな、俺も脱がれへんかったらな、お兄ちゃんがこうやってくれてん」 長男にしてもらった事を私にしてくれている次男の背丈は私の背中の中頃まであって、とても頼もしい"男子"の雰囲気がしました(笑)
「身支度や何かでこまっている子が側にいたら、助けてあげ。見て見ぬ振りが一番あかん。」 そういつもいつも空手の先生にいわれている門下生。 帯がうまく結べない子や、プロテクターの装着に時間がかかる子の側には、すぐに子供達の輪ができるウチの支部。 正直、手伝ってんだか、よけいややこしくしてんだかわからん時もあって笑えますが、でも微笑ましく暖かい笑いには違いありません。
「ありがとう。めっちゃ助かった」 そう礼を言うと、 「またいつでも言うてな」 と次男は長男の所に行ってカードゲームの続きを始めました。
サンキュー、サンキュー!
2008年08月12日(火)
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