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■ 檻の中でハラをくくる。
6月に入りました。 始めの週はバタバタでした。 旗当番、部会、理事会という学校の用事から、創立記念日のお休み。
そして天気がよくない。
梅雨ですから仕方ないとはいえ、気分的に鬱々としてきます。 やっばり私はピーカンが好き! 青空が見えてないとヘナヘナですぅ(タマちゃん?) お天道様出てきやがれ!コノヤロー!!ですぅ♡
そんなヘロヘロ状態で仕事をしていたら、突然1階の作業場からあがって来たくっさ〜い匂い。 ナイロン系のジャンパーに印刷するのに石油系の塗料を使っているらしく、どんどん気化してパソコンを使っている2階の事務所に...。 一瞬、ケージの中のハムスターみたいにウロウロバタバタ(@o@;) 「なになに、うわー、まじ...くっせぇー!!!うわー、死む!!」 シンナーつか、もうホントめまいがしそう。 窓を全開したけど、無風状態なのでどんどんあがって来る匂いに追いつかず、換気扇を2つ回しても追いつかず...。 鼻をつまみながらパソコンで仕事を続けてましたが、社長があがって来た時 「めちゃめちゃ臭いですやん、死にそう!!もー、くっさー!!」 「あ、ガル兄この匂いあかん?...うわー、ホンマやな、これ2階酷いな〜(汗)」 「下は平気なんですか?」 「もう、俺ら慣れた感じやしな〜、ネェサン(悦子ちゃん)は鼻つまっててわからん言うてるし」
その日から、石油系塗料を使う時間をさけてシフト入れてくれる様になりました。 シャチョー、ありがとうです!!
金曜の空手の稽古でいつもの様にジュニアを終えて、いよいよ一般の稽古に入るとき 「ちょっと、確認というか、したいんですが、...」 と正座しながら改まった口調の先生。 「7月にある試合に出てもらいます」 「...は、はい。」 ちょっとビックリ。 「というか、出る、出ないは自由です。自分で決めて下さい。宮野の方から言われたんで」 以前より本部の宮野先生から私の試合出場を促されていたという支部長。 7月に別の道場主催で開催される試合に、と言うのです。
「まだ時間があるので考えて下さい」
と言っても、それから始まった稽古は半端なく厳しく、マイペースで進めてくれた今までのスパーリングとも違う"試合用"の指導でした。 容赦なく打ち込んで来る先生のローキックに負けて、両足でバランスよく立つ事も出来なくなっても、まだ、蹴り込んでこられる。 息が上がり続けてしまい、器官が狭くなっているのもわかるし、息が吸いにくくなって苦しい。 スタミナのなさが悔しい。 満足に打ち返せなかった自分が情けない。 基本稽古では重いミドルが打てるのに、スパーリングになると弱くなる。
情けないけど、ここに来て初めて悔しくて泣きそうになりました。 「勝ってから泣け」 いつも子供達に言う先生の声が浮かんで来て、何とか開き直りましたが...。
今までは「褒める」時期だったんだな、と思います。 良い様にとれば、「非難」する時期がきていると言う事。 これは人を育てる場合に大事なステップだそうで、 モノにならない時期やアマチュアな時は「無視」、頭角を現し始めたら「褒める」、一人前に扱う価値がでたら「非難」する、というのを先日テレビでみました。
勝手に良い風にとらえれば、やっと先生が一人前に私を指導してくれ始めているのかな、と。 適当でよければ、「イイですね〜。その調子ですよ」で済むんだなと。
「で、どうすんの?試合に出るの?」 週末、旦那に聞かれて 「うーん、一度は出てみたい気もするけど」 と、起き上がるのもやっとの打撲に全身ギシギシ言わせて考える私。
でも、子供達はこの恐怖感と不安感を乗り越えてきてるんだよな〜と、改めて息子達を見る。 長男なんかは何度もそれを経験している。
おかあさんは何で試合にでないの?
いつかそう聞かれると思うと、言葉が出ない。 ハラを決めるか。 このへんで。
2008年06月09日(月)
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