WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 さ〜て、いよいよです!!

さてさて、いよいよこの季節がやってまいりました!!

明日は宮野道場の道内試合の日です。
道内試合といっても侮れない人数の参加。
幼年から中学生までの試合ですが、今回長男は出場しないので、次男のみの応援で。

昨夜の強化訓練が最後のあが...いやいや、稽古でしたが、その前にジュニアで1級に昇級した5年と6年の2人のお披露目がありました。
ジュニアの稽古を早めに切り上げて、先生が2人を紹介し、
「本部で認定されて1級になったけど、ここでは今から3人抜きをしてもらいます」

要するに、ジュニアでは昇級審査というものはほとんど日頃の稽古姿勢なんかを支持しているわけでして、一般(私も次の昇級では)1級から3人、5人、成人男性は10人抜きなどというハード審査をしている訳ではないのです。
が、ウチの支部長は
「これで手を抜いているようなら、即刻階級を剥奪します」と言い切る。
ジュニア達の大きな円座の中央で、怪我をしている5年男子のジュンペイは見学。
6年の女子りおちゃんが、同じく6年のさくらちゃん、5年(あれ4年だっけな)のゆうかちゃんと対戦。
そして、3人目はこの私。

2人を相手に闘い続けているりおちゃんは、それだけでもノンストップで息をきらしています。

ジュニアが始まる前から、「えー!!Sさんともやるのおぉぉぉぉぉ!!??」と
りお、さくら、ゆうか、よぞら他の女子からおののかれて、少々こちらも責任感じる(笑)

「手は抜かないで結構です。ただし、力は少し抜いてあげて下さい」
控えていた私にこっそり指示してくる先生。

結局、しんどさと、痛さでりおちゃんは泣いてしまいましたが、それでも最後まで一生懸命向かってきてくれました。
試合後に両手で握手したとき、泣き笑いながら「痛かった」と蒸気した顔で吐いた言葉は、ホッとした様な、そんな感じでした。

その後、選手だけ残って行った最後の強化訓練。
怪我をしているジュンペイは、試合も棄権。
ただし、試合回数は多いので、セコンドとして選手たちに言葉をかける稽古です。
普段、無口でキリリとしているジュンペイ。
その横で試合を見ていた私は、たまに
「ゆうた(小5)はロー(キック)しか出てない」
「えいと(小5)の声が出てない」
「かいと(小2)のガードがない」と呟くと、それをきちんと拾って
「かいとガード!」と声をかけてくれてました。

次男の圭太(年長)と一つ下(年中)のけんた君。
この2人は、この支部では幼年の部に参加します。
この2人が組んでやった何回目かの組み手。
これが妙にちょこちょこと早かったので、ついジュンペイと顔を見合わせ、
「はやっ!」と吹き出してしまいました。
「おもちゃみたいやな」
「あんな早かったら最後までもたへん」
ジュンペイの笑顔と声はとっても可愛いです(笑)
ちょっと嬉しかった。

ジュニアで約1時間の稽古。
昨夜の強化訓練は約1時間半ほど稽古していました。
みっちり、やね。
最後に、去年も言った先生の「勝つ法則」
詳しくは去年の今頃のブログにも書いたので書きませんが、みんなわかったのかどうか...でも、真剣に聞いてました。
(稽古の疲れで無口になってただけかも/笑)

泣いても笑っても、試合は明日。
しかも、初戦で負ければ、1分半で決着がついてしまう。
「強化訓練を一度も休まずに来た選手たちは、もうそれだけで強くなってますよ。ホントは試合より訓練のほうがハードで辛いです。心の鍛錬ですね」
選手につきあって居残り稽古をしてくれた先生の長男(小3)とうちの長男(小3)も、選手以上の組み手をさせられました。
2人でほぼローテーションだから、大変。
「試練や、和馬」と先生はいつも稽古が終わったら笑ってますが。

強化訓練を終えてから、少し私の稽古です。
強化訓練で、小5の男子2人の相手を続けてしたので、少し身体があったまってました。
「来週の試し割り、Sさんやってくださいね。見本」
「一年ぶりだから出来るでしょうかね〜(笑)}

そう、来週はうちの支部オンリーの杉板割り。
年末のメインイベントになりつつあります(^^)

来週は何人がトロフィーを手にしてみんなに披露できるでしょうか。

空手をしていて特に思うのは、小学生の子供達と対等に話が出来る、子供達も私を仲間として、受け入れてくれている。
お互いの強さ、やる気、根気、優しさ、明るさ、調子の良さ(笑)
認めてくれているからこそ、ポンと会話に入れてくれる。
冗談を言ったり、時には厳しくしたり、道着が着崩れたら直してやったり。
励ましたり、傷にテープを巻いてやったり。

見学している保護者がハラハラしながら、我が子に手を差し伸べてやりたい気持ちがすぐに伝わってくる道場で、その子の親代わりをしてやれるのも幸せ。
仲間として鍛錬につきあうのも幸せ。
一人一人の門下生達の個性とがんばりの差なんかを、稽古終了後に先生と雑談する時の面白さ。

支部の子達は、私に元気をくれます。

おまけ:かずき君(小5?)が、私が道場に着いた早々「どんだけ〜」とか言って来るから、
「いかほど〜」と返したら「負けた」と言って去って行きました。何の勝ち負けだ(笑)




2007年12月08日(土)
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