WEB!! J.B.Pro.薔薇色の日々
ほしの・しらど



 試練の強化訓練中!!

うわっ。書き込んでたのをうっかり消去してしまった。最悪。

午前中にカットの仕事を少しして、昼前にお好み焼きやさんへ現地集合。
一番乗りの私は待つ事5分。
皮膚科から車で直行の新八が到着し、携帯電話で誰かと会話しながら自転車を押して栗が到着。
学校の部会が終わり次第来るというイノッチと平ちんから
「豚モダン頼んでて〜」というメール。
先に3人で店内に入り、とりあえず栗と私は生ビール(ほほほほ)
追って2人が到着。平ちんも生中。
おいし〜vvv

夜の空手。
ジュニアが終わってから、試合にエントリーした8人が居残り強化訓練。
一般にいる中3のチハルを入れたら9人の選手が並び、練習台に、うちの長男と同級生の支部長の息子のこうき君、と私。
全員でぴりぴりした稽古を続け、小5のジュンペイと私が組み手をする事に。
ジュンペイは力も勢いも闘志も強く、気を抜けない男の子。
「Sさん、本気で返して良いですよ」と先生の声。
でも、大人と違って背丈が違うので、攻撃もしにくいし、かわすのも大変。
結構、辛い相手だ。

1分半の組み手の後、息を切らしたジュンペイと挨拶して退場。
気づくと私の道衣に点々とジュンペイの血がついていた。
見ると指の第二間接を傷つけている。
本来は指の付け根の拳部分が傷つくのが正しいパンチの当たり具合なんだろうけど、夢中になっていると、完全に握り込めない人差し指の第二関節を、私も擦りむいている時がある。

終わってから忘れ物を取りに来たジュンペイのママさんに
「Sさんが強くて怖かった、痛いし...って言ってました」と笑って言われた。
いや、こちらこそ良い練習をさせてもらっていると思います、ホント(汗笑)

選手の人数に比べて、練習台の人数が少ないので、長男と先生の息子さんがフル稼働。
当然、選手よりも組み手の数は多くなり、しんどかったと思う。
終わってから先生に
「ご苦労さんやったな、和馬。どうやった?しんどかった?」
と聞かれ
「うーん、懐かしかった」と返していた長男。
「はははは、そうか、懐かしいか」
と、先生は笑った。

去年まで選手としてしごかれていた長男は正直にそう思ったんだろう。
試合に出ないといえども、強化訓練に参加していれば、ピリピリした雰囲気も、厳しさも、怖さも一緒に味わう。
特に強化訓練に出る選手相手には、稽古中ねぎらいや慰めの言葉を一言も発しない先生。
自分の意志で試合に参加する事を基本にしている先生は、親が出ろと言ってもやる気の無い態度や稽古をする選手は遠慮なく帰す。
その方針で試合の稽古を進めるのだから、年齢の高低は関係なく甘えには厳しい。

ジュニアの稽古は「集中して、楽しく」
強化訓練は「勝てる様になるまで練習するのみ」
このギャップに初めての選手はまず緊張してビビってしまう。

練習につきあった長男やこうき君、そしてエントリーしていたジュンペイはその厳しさを嫌というほど知っている。
初めて今回エントリーした次男は、長男の稽古を見ていたとは言え、自分で体験するのは初めてだ。
空手の道場内では親子の関係も無い。

みんな、孤独に立ち上がって相手に向かうしかない。

怖いと思う。

でも、毎年強化訓練を終えた子供たちには、本当に自信に満ちた汗が光っている。
試合より、強化訓練を続ける事の方がきついはずである。

それを一生懸命受けてあげる事しか私にはできない。

頑張れ、小さな格闘家たち!!!


2007年10月12日(金)
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