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- 2002年02月20日(水) 矛盾。。。あたしは盾が欲しい
一周間ほど前、通信制から通知が来た。
茶封筒に入ったわら半紙にはこう書かれてた。
あと３時間だけ授業を受ければ私は２年生に進級できる。
私、実は後期色々あったからレポートも全く出してないし
出席もしていない。
でも前期にめちゃめちゃ頑張ったからだから３時間だけでも進級きるみたい。
でもね、でも聞いて。
私学校になんて行きたくない。
もうそっとしておいて欲しい。
忘れちゃった？１２月に色々あったこと。
忘れちゃった？私が躁鬱病だってこと。
体外の人がこう言うだろうね。
「２年に進級すればいいじゃん？」
あたしもう疲れたんだ。
レモンの雫から搾り取れる雫はもう無いんだ。
無理すれば一滴くらい出るかも・・。
でも、もう嫌なんだ。
頑張りすぎたから。
倒れても倒れても起き上きあがってその度に全力投球で
勉強して、勉強して、勉強して・・・・
だから、電池切れたねん。
でも自分の中で
「学校に行かなきゃ行けない」
って言うのがあって
それをしないと人間じゃないみたいで
価値がなくなる気がして・・・
なんでお母さんあたしが今日の朝
「やっぱり進級することにした。」
って言ったらあんなに嬉しそうな顔したの？
そんなにいけない事なの？
「学校に行っていない」と言う事実が。
もういいじゃん・・・もういいじゃん…もう頑張ったもん＞＜
友達も「このままズルズルなっちゃうよ？いつまでやってるつもり？」
って言うの。
しずくペースじゃだめ？
カタツムリみたいにゆっくり歩いちゃいけない？
うさぎみたいに途中でお昼寝したら人生は負け？
誰かに言って欲しいな。
言って欲しい言葉がある。
頑張らなくていいよって。
もう十分頑張ったねって。
学校に行かなくていいよって。
ずっと好きなだけ休んでていいよって。
不登校でもいい。
偏見の目で見られてもいい。
１８のくせにって言われてもいい。
私は頑張りたかったから、参考書をいっぱい買いこんだよ。
通信制に入ってから。
山ほどの問題集を解いたよ。朝から晩まで。
本棚には右から左まで勉強の本がぎっしり詰まってる。
全部自分で買ってきた。自腹のものも半数を占める。
こんなにも勉強したいくせに
こんなにも勉強したくない
矛盾してるよね？
おかしいよね？
自分でもよくわかんないもん。
でも、今はお休みしたいの。
そっとしておいて欲しいの。
電池充電したらまた頑張るから。
それじゃだめ？
私疲れちゃったからさ・・・
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2000年冬、私はとある掲示板にこんなメッセージを残しました。
それを書き写したノートが今日本棚から出てきました。
そのメッセージには同年代の男の子のレスがついていました。
そのレスはその時以上に私の心を強く揺さぶりました。
＊生きていくと言うことに疲れてしまった。
ご飯を食べて、トイレに行って寝る。
それだけしかこの頃していない。
やりたいことはいっぱいあるのに
学校にも行きたいのに
私の病気がそれをさせない。
無気力、無関心、無感動・・・・
それに心に黒い布がかかっているように
いつも落ちこんでいてそんな自分が嫌になる。
こんな状態が５年も続いているんだね。
生きていくことって大変で辛いんだね。
＞彼（男の子）からのメッセージ
オレはそんなの病気じゃないと思うけど。
自分のやりたいことをやる、それのどこが病気なんだよ？
オレは昼起きて飯食ってトイレ行って、パソコンして
夜中に寝る、そんだけ。それのどこが病気なんだよ？
なんで自分の好きなことやったら病気になるんだよ。
無気力、無関心、無感動。そんなこと人間誰しもあることだ。
やりたいこといっぱいあったらやる。自分の好きなようにすればいいじゃん。
おれは１０年続いてるよ。そんな生活が。
大変で辛い。生きていくってことは。
でも生きてないと大変も辛いも分かんないと思う。
だから自分の好きなように生きて、自分の道をいけばいいじゃん。
人がなんと言おうと自分の決めたことからは逃げるなよ。
それだけは絶対にいけない。
「間違っていても辛くない自分で考えて行動したから」
オレの1番好きな言葉。
オレはいつもこの言葉を頭の片隅において生きる。
失敗してもいい、オレが行動したから。
怒られたっていい、オレが考えて動いたからって思って生きる。
だから逃げんなよ。自分の道からさ。
・・・・・・
オレはそんなの病気じゃないと思うけど？
だから逃げんなよ。自分の道からさ。
だから逃げんなよ
逃げんなよ
逃げんなよ
にげんなよ・・・・
あたしは、あたしは、あたしは・・・
やっぱり逃げていたのかも
答えを決めるのが怖くて
あたしが考えている事、失敗に繋がるんじゃないかって
がんばれあたし！！！
このころの私はいわゆる＜不登校＞だった。
力尽きて家でゴロゴロしながら
もうどうなってもいいって思ってた。
不登校の＜罪＞が毎日私の身体にのしかかって
窒息しそうだった。
そんなときあたしはこのメッセージを読んだ。
でもそのこは学校に行っていたんだよね。
だから余計私は苦しんだ。
必死に不登校のサイトを検索して
学校に行っていない子＆体調の悪い子＆16歳の子
その条件を全て満たしている子で、不登校を肯定している子を探しまくった。
「そのままの私でいいよ。」
そう言ってもらいたかったから。
けど、そんなこ、どこ探してもいなかった。
それで必死でもがいて、もがいて、もがいて
掴みどころのない空気を 自分の居場所を探しつづけた。
でも、未だに私の居場所は見つかっていないんだ。
「オレは俺の道を行く」
そう言っている彼が今日いっそう人間としてカッコよく見えた。
私は・・・・・
