最強の星の真下

2011年03月13日(日) 現状回復(中)。

明日から計画停電。
でも停電するってはじめから分かっていれば大丈夫。

住まいは、重いものはすべて床に置いたまま、細かいものは大きなビニール袋に放り込んだままなので、とっても雑然としているけれど、「あーまあ、あるかもねー」くらいの空間に復旧。

余震が大きい(局地的に)ので眠りは浅い。今も何度も余震を感じている。
大きな揺り返しが絶対来るはず。でもプレートのどのエリアに来るのかなんて、地球に聞かなきゃ分からない。近くで起これば、本震よりも大きくなるかもしれない。
それに、今回の地震の東海、東南海への影響は低いと予測、と言われても。今回だって、三陸沖のプレートが連動型地震を起こす事も、内陸地震まで連動する事も、想定外だった。
緊急地震速報が入るかもと思うと、眠っている間もテレビの音を消せない。
でも眠れるから大丈夫。
テレビは、液晶が割れて画面の1/3は真っ黒だし映像は白黒ぽくなっているけれど、音がちゃんと出て良かった。わざわざ国産品を選んだから頑丈だった、と前向きに解釈。

お風呂に入っている間に大きい揺れが来たらどうしよう、と思うと入浴するのが結構怖い。ドアのすぐ横に着替えからコートとバッグまですべて並べて、でもちゃんとお湯が出て入浴出来るんだから、大丈夫。



片付け以外の時間は、ニュースを見る(というか、聞く?)。あまりの惨状。ニュースで流れる「200」、「300」、「1万」は、単なる数字ではない。一つ一つが、数年、数十年、日々の小さな生活を積み重ねてきた、ヒトなのだ。呆然としているうち、あっという間に週末が終わった。


最初の地震で階段を駆け下り、高層ビルや低層ビル(!)の上階がモビールのように揺れているのを見たのは、もう一昨日のこと。
誰かが、「あ。あれ・・・」と指差した先にモビール。周囲みんな、沈黙して注視した。目が離せなかった。



情報収集をしている時に見つけたサイト。
http://prayforjapan.jp/tweet.html

家もある。怪我もしていないし、家族も無事。怖い思いだって、震源地近くの人たちの恐怖を思えば、比べるのもおこがましい。交通機関が麻痺して歩くのなんて、大したことない。被害軽微だって、頭では理解していたけれど、やっぱりなんかちょっとショック状態のまま身体を動かしていたようだ。
けれど、ようやく初めて、泣けてきた。次が来ても、それが今回より大きかったとしても、大丈夫。と思えた。
このサイトを作ってくれた人たちに、感謝を。



さて、明日は出社。
とてもとてもとっても自宅勤務にしたいけれど、外部やセールスレップからの緊急の問い合わせがあったら困るしね。
あ。でも電車の本数が減るので、早めに家を出ないといけないのか。うう。それはツライかも。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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