最強の星の真下

2003年11月13日(木) 果物の順番。

ふふふ。本日は午後様。やった。

ささやかなことでも嬉しくなるから、連日グッタリすること続きでも何とかやっていけるというものだ。
きっと連日何事もなく平穏だったら、私は小市民なので、ぷつぷつと小さな不満が増えるに違いない。小人閑居して何とやら。
そう思えば忙しいのも悪くないかもしれないような気がする。(←自己暗示)



秋の果物を食べるときいつも思うこと。

色々な果物を詰めてあるパックを目の前にした時、食べる前にまず頭の中で「甘い順」を考えるものだが、迷う場合がある。

もしパックの中身が柿、林檎、メロンだったら、まず間違いなく「林檎・メロン・柿」の順番に食す。甘くない方から食べた方が全部を美味しく戴けるし。

でももし柿、巨峰、パイナップルだったら。
酸味が強いから、まず最初はパイナップル。問題はその後だ。
巨峰と柿はどちらがより糖度が高いのか。いや、問題は糖度だけではない。
柿に渋が少しでもあれば、とか、巨峰の皮の渋みが口に残る場合、とか、そういった色々が頭の中を巡る。どちらを先に食べる方がより美味しいだろうか。
じーっと沈思黙考した挙げ句に、私の選択はいつも巨峰が先な訳だが。

柿と巨峰が一緒に出てくると、必ず結論は巨峰が先で、次は逆に食べてみようと思っていても、その「次」の機会にはそんな事は忘れているのでやっぱり巨峰を先に食べている。

秋の「迷う果物組み合わせ」ナンバーワンとして、ここ数年私の中で君臨している。
まあ、他の季節は他の果物で迷い悩む訳だが。

・・・テレビ番組で昔、果物の糖度を測るような実験をやっていたような気がするけれど。でも糖度だけではなくて、苦みとか酸味とか渋みとかあるじゃない。そういうの込みで、アンケートなども盛り込んで「これが美味しい順番!」なんて、やってくれないかなあ。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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