最強の星の真下

2001年12月20日(木) 路上生活。

次の日の日付けになってから前日の日付けの日記を書く。
最近連続してそんな感じ。
・・・。潤いって何だろう・・・。それってオイシイの?

最近とても夜が冷え込む。こう寒くなると気になり始める事がある。
勤め先の近くに沢山いる路上生活の方々。彼等は表現が見つからないほど寒そうである。思わずそこらでホッカイロを買ってきて配りたくなる程寒そうである。俗に言う「見てる方が寒くなる」という状態なのである。
通りすがりの私の体感温度が下がってしまうというのも何だか理不尽な気がしなくもない。でもこれが現実なので難癖のつけようもないのだけれど。

路上生活をしている方々は一様に老けている。
環境が厳しいと老けるのが早いというのは本当なんだなあ。と納得する。
老化は栄養状態不良で促進されるのか。お風呂にあまり入らないのも一因か。太陽の下で暮らすと老化が早いのか?
まあ太陽も酸素も元々生き物にとっては毒だったんだから当然か。
昔、人間の寿命が短かったのも当たり前なんだなあ。
ということは老けやすい異国の方々はもしかして環境が厳しい国にいるという事?
朝、電車の窓から外を眺める度に思う。スモッグの空って薄紫だ。
太陽の光もきっとスモッグのない地域の半分位(←根拠はない)だろう。
太陽光線だけに限って言えば、ここは老化スピードの遅くなる異世界なのかもしれない。

・・・人が多すぎるという生物学的ストレスで、お釣りがくるくらい老化できるだろうけど。


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桂蘭 [MAIL] [深い井戸の底]

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