そのまま君がどこかに行ってしまういそうで僕は君を抱きしめたまま離せなかった君はそんな僕の腕をほどく様にゆっくりとそしてしっかりとした口調で言った「私はどこにも行かないから」でも、僕は離さない砂時計のようにつかめない気がして