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RIKA★MOTONI


モトニリカ
MAIL

2003年11月14日(金)
☆誕生日☆ ダカラ・・・貴方を愛さずにはいられない

11月14日に時が変わったキッカリ数分後、俺の携帯が鳴った。
日々の多忙に自分の誕生日すら忘れていた。

高校時代なら事前にFANの子とか、遊び仲間から日程キープの予約が
誕生日前後1週間ほどはガンガン詰まってて、華やかに過ごしてた。

大学行ってFAN作らなくなっても、後輩や教員から祝電や
花束がきてて私書箱のチェックとお礼は必ずしてたので覚えていた。

が、就職してから、あまりの多忙さで自分の生活を日々過ごすこと
だけにいっぱいでそんな余裕も、過去の栄華も紛失してしまっていた。

その中、届いた0時きっかりの元恋人からのメールは
すべての疲れがつい、涙へと溶けてしまいそうになる程ツボで。微苦笑
だから、俺は千尋を愛してしまっているんだなと・・・
またヤられてしまった。

本当に久しぶり連絡のクセして、そんな小粋なコトだけは
しっかりしてくる千尋にあまりにくやしくて・・・
そんな時にしか連絡とってこない相手の一挙一動にこんなに喜楽している
自分に本当に・・・呆れつつも千尋が愛しすぎて、
ついまた憎まれ口な返事をしてしまった。

千尋のクセに、俺の誕生日覚えてたんだ・・・とかって。
本当に俺がちゃんと千尋の恋人だったのは5年前のほんの僅かな期間。
なのに俺たちは何度も惹かれ合って、こうしている。
そして・・・自宅の電話番号しか覚えられない数字に弱い俺でさへ、
実は・・・千尋の誕生日を覚えていたりする。
他の恋人のはさっぱり覚えていない。・・しかも時々名前すら忘れるのに。

高校時代、理科教師だった千尋に俺が誓った言葉
「初恋は実らないっていうけど、そんな迷信俺が変えてみせる」
今でも覚えてる台詞。微苦笑 
言葉で語り尽くせないほどに好きだった。愛していた、貴方を。
今はもぅ・・・俺もオトナになり
お互いたいがいいい加減に根無し草で、浮気性なのを自覚してて
多忙で、みっともない恋愛できない知恵ついてて
だから、昔みたいに戻れないことは分かっている・・・知ってる。

だけど、時折こうして昔日のように、胸が熱く昴ぶる。
やっぱりさ、俺 貴方のこと愛してるよ。笑
くやしくて、そぅあんまりいえないケドさ。好きだよ。
千尋が。