思い出に変わるまで
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2008年11月30日(日) 姪の一時外泊

金曜の朝の事。
弟からの電話で姪の一時外泊が認められたと聞きました。
点滴からの化学治療が一旦終了し、来週からまた新たな治療が始まるのですが、その間の気分転換という事でした。
治療中一時は700台まで落ちた白血球の数も正常値までは全然届かなくても、それでも低いながらに安定した数値を保っているおかげもあっての事みたい。

弟は仕事で、じぃちゃんも甥を歯医者につれて行く事になっていたので
足が無いから弟は私にお願いして来たらしい。

姪の今の状態は
長かった髪の毛も半分程に薄くなり、一見しても分かる程地肌が見えている状態です。
自宅に戻れば友達も会いに来るだろうし、本人は髪が薄くなった自分では友達に会うのも気が重いらしい。
なので叔母である私からのプレゼント。

かわいいニット帽にエクステンションのツケ毛を縫い付けて二つ結びをしている感じに仕上げました。

義妹(嫁)に写メで送り、本人も喜んでいる様子。

翌日病院に10時に迎えに行きました。

投薬の影響もあり、少しムクみが気になる姪でしたが、元気いっぱいでした。
約二ヶ月ぶりに自宅に戻ってきた様子は見ても分かる程笑顔に満ちて嬉しそう。
感染予防のマスクは離せず、消毒、手荒いは徹底するのは相変わらずですが、病院とは違い、食べたいものが食べれて、幸せそうに「美味しい♪」なんて言う言葉には涙がウルッと出ちゃいそうでした。

これもやはり薬の影響があり今までの姪の食は細かったのですが、
今回の帰宅でお腹が痛くなるほどモリモリ食べていました。

嬉しいんだなぁ

やっぱり家族が揃うだけで家の中が明るくなるね。

弟が仕事から帰ってきて、一家団欒で鍋を囲んでる風景を見た時、そう感じました。
何気ない日常がなによりも幸せを感じるって事。
気づかないけど、毎日が幸せの積み重ねなんだなぁって・・。

義妹に聞いたところだいたい外泊は一ヶ月に一回程の頻度で許可されるらいい。
今度は年末かな?
できれば家で年を越させてあげたいな。

色んな人の手助けもあり、闘病で毛髪が抜けてしまった子供に某カツラメーカーさんが無料で子供用カツラをプレゼントしてくれる事を知りました。
1社は定員ナシで申し込んだ方全員に。
1社は先着何名様まで。
弟が問い合わせ、定員数がある会社もまだ定員に余裕があるそうで2社とも申し込んだ。
恐らく年末か年明けには姪の頭のサイズに合ったカツラが手に入る。

それ位の時期に二度目の外泊許可で家に帰ってくる姪に会えればいいな。


mamirin |MAIL

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