「ありがとう。ごめんね。大好きだよ。」

私は罪を犯しました。
ひととして赦されない程
残酷な罪を犯しました。
もう此れ以上
人前に姿を晒す事は出来ません。
生きる資格も在りません。
この醜い姿。
この醜い心。
恥知らず。
だからもう。
此の日記は終わりにします。

ただ。
最期に。
何か言って良いとされるのならば。
私は。
私は只。

「大好きなひとと一緒にいたかっただけなんです。
 一緒に笑っていたかっただけなんです。」

其れが。
私の全てでした。
其の為だけに必死で生きていました。
必死に。
必死に。
只。
只。
一生懸命でした。

其の結果。
私は本当に大切なものを
握り潰してしまったのです。

ごめんなさい。
何度謝っても足りませんよね。
でもごめんなさい。
赦されない事は解っています。
でもごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。

此の日記は遺書として残しておいて下されば結構です。
ありがとうございました。
大切だった思い出達へ。
さようなら。
2005年10月18日(火)

かつて・・。 / 桃色少女

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