〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2007年02月26日(月) 1日32時間でヨーロッパ出発 今日は1日が32時間の伯耕です。どうもこんばんは。 さてさて、非モテ系の独りヨーロッパの旅、 いよいよ出発の日がやってまいりました。 微妙にドキドキしつつ不安な気持ちもありつつ本日は午前4時起床。 昨日寝たのが午前1時過ぎなので2時間半ちょっとしか寝てないのですが、 今日は時差との戦い、飛行機の中で寝るためにも、 多少の睡眠不足は覚悟しつつ、本日の活動スタートです。 インスタント豚汁で独り寂しく気合を入れたところで シャワー浴びて着替えて、 全ての荷造りをもう一度チェックして、 家のチェックも済ませたところでいよいよ自宅を出発。 さあ、行ってきますか!気持ちも高ぶってきましたよ! というわけで百万遍でタクシーを捕まえて、 運「どちらまでですか?」 俺「ロンドンへ。」 運「・・・京都駅でよろしかったですね。」 ・・・ で(泣)(←※気分は欧州、琴欧州) ・・・ ・・・ ズガーン(←※伯耕に雷撃) 理解不能なテンションでタクシーに乗り込めば、 午前6時前にはJR京都駅に到着し、 午前6時23分、6番先にやってきた関空特急「はるか」3号に乗車。 「はるか」は大阪の貨物専用路線を走るのがポイントだと強調しつつ、 久々の南大阪エリアを1時間20分ほど特急に揺られて、 午後7時45分、ようやく終点・関西国際空港に到着しました。 空港にて、暇だからとわざわざ見送りに来てくれたKさんと合流し、 荷物を預けたらしばし食えない蕎麦とカツ丼で出国前の腹ごしらえ。 飯も食い終わったところで出国ゲートへ向かったところ、 延々と並ぶあまりの長蛇の列に衝撃を受け、 わざわざ来てくれたことに感謝しつつKさんとはお別れして出国手続きへ。 意外と列は早く進み、30分後には制限エリアです。 30分後、いよいよ飛行機に搭乗、 そしてほぼ定刻通りの午前10時45分、 ルフトハンザ航空741便は関西国際空港を飛び立ちました。 新聞をもらって、暇なので掲載されていた神戸大入試の英語問題を解きつつ、 目的地フランクフルトまでは12時間のフライトです。 ・・・ ・・・ 2時間経過、まだまだ先は長いもんです。。。。 ・・・ ・・・ 3時間経過、もう結構乗ってるような気が。。。(←※まだ4分の1) ・・・ ・・・ 4時間経過、まだ3分の1ですか。。。 ・・・ ・・・ 6時間経過、ようやく、ようやく半分。 窓の下には雪を被ったシベリアの大平原が広がっていました。 ・・・ ・・・ 8時間経過、ようやく3分の2だ。。。 「華麗なる一族」上巻、もう読み終えちゃったよ。 ・・・ ・・・ 10時間経過、そろそろさすがに首がキツイ。。。 ついでになんか背骨が妙に痛い。。。 ・・・ ・・・ 11時間経過、あと1時間だ、あと1時間だ。 あと1時間を切ったことにようやくテンションを上げていたところ、 「失礼します。当機到着が30分ほど遅れることとなりまして・・・」 ・・・ 工工エエエエ(゚д゚;)エエエエ工工(←※この30分がショック大) 30分がこれほど重いことを改めて実感しつつ、 しょうがないので腹をくくって待つことしばし。 時刻は現地時間で午後3時過ぎとなり、いよいよ着陸の時間が迫ってきました。 高度を下げる飛行機、 窓の外には緑の中に広がる工業地帯。 これがドイツの景色なんだなーと思うとなんか感慨深い感じです。 飛行機は緑の中をどんどんと高度を下げ、 そして地上がギリギリまで近づいたところで一瞬の衝撃、そして逆噴射。 午後3時20分、飛行機は無事、フランクフルト国際空港に到着しました。 さーてと、飛行機を降りて乗り換えです。探すはA61番ゲートですが、 お、こっちか。 というわけで進んでみたら、 ・・・ 大丈夫かこの道で。。。。(←※怪しさ全開) なんか工事中だし、作業員が行ったりきたりしてるし、 てかプレハブだし、そして一緒に歩く人々はどんどん減ってきてるし、 だいぶ疑問を抱き始めたところで唐突にシャトル乗り場が登場。 とりあえず乗って終着で降りてみたら、 何事もなかったかのように普通にAゲート乗り場に到着しました。 かーなり厳しく時間のかかる身体検査と手荷物検査をクリアしていざ搭乗口へ。 さあ、次は一気にロンドン入りですよ! しかし待ち時間3時間。 この3時間はひたすらに眠気との戦い。。。 現在時刻がドイツで午後4時ってことは日本では午前0時。 考えれてみれば眠時間2時間半の後で20時間ずっと起きているわけで、 しかも何もすることがなくただ待つだけというのは眠いことこの上なく、 だからといって治安に不安がある中で寝てしまうのは危険だし。。。 頑張って時間をつぶして何とか起きていることしばし、 午後5時40分にようやく搭乗手続きが始まり、 午後6時過ぎ、ルフトハンザ航空4740便はフランクフルト国際空港を離陸しました。 目的地ロンドン・ヒースロー国際空港まで1時間40分のフライトですが、 俺は12時間の長旅と3時間の待ち時間で心底くたびれ果てて、 離陸するなり窓に寄りかかって寝てしまったのでした。 てかこの便、日本人が俺以外に誰もいないような。。。。。 ・・・ ・・・ 機体がガクンと揺れて目を覚ましました。 1時間も寝たらだいぶ頭もスッキリしたなーと思いつつ、 なんとなく窓の外を見てみれば、 ・・・ すげーーーーー!!!!!! すっかり日も暮れて夜となった窓の外。 見渡す限りの地上一杯に細かいオレンジの電飾が広がっていました。 地平線はるか先から伸びてきてジャンクションを作って交差するハイウェイ、 オレンジだけではなく色鮮やかなネオンが集中する地区 これはかなりの大都市・・・ってもしかしてよく見れば、 夜景の合間を縫うように蛇行する川はもしやテムズ川。 川べりに色鮮やかにネオンを光らせる大観覧車はもしやBA London Eye。 ロンドンだ!!!! 蛇行するテムズ川を中心に際限なく広がる大都会。 飛行機はロンドン中心部のまさに直上を旋回しながら飛んでいきます。 乗客もみな窓の外の壮大な夜景に釘付け、 美しいとしか、それ以外に言葉がない素晴らしい光景に心を打たれつつ、 飛行機はさらに高度を下げて、そして一瞬の衝撃、逆噴射。 午後7時、飛行機は無事ロンドン・ヒースロー国際空港に到着しました。 悪名高いイギリスの入国審査も無事クリアし、 ロスロバッゲージになることもなく無事に預けた手荷物も受け取り、 看板の示すままにしばし歩いて到着したのはHeathrow Central駅。 ここからはヒースローエキスプレスでロンドン市内を目指すことに。 えーっと、ロンドン市内まで15分か。 |