〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2006年05月15日(月) 古い街並みを巡る男独り マイナー時間に慣れた体にメジャー時間が大変な伯耕です。 どうもこんばんは。 さてさて、高山S病院での実習初日。 朝7時半に相変わらず何もない部屋で起床、妙に新鮮な気分です。 昨日コンビニで買ってきたパンを食ったら歯を磨いて、 準備を整えたところで病院へ向けて出発しました。 病院へ向かう小さな道、 家の玄関に目をやればワラビが水漬けになっていたり、 遠くを見渡せば白く冠雪したアルプスの山並みを望めたりと、 確かに山間部の街へとやってきたことが実感されます。 しばし歩けば目の前にはなかなか巨大な病院の姿が、 正面玄関から入り、まずは初日集合場所の総務課へと向かいました。 俺「すいません、京大から来た伯耕です。」 事「お待ちしておりました。」 俺「これからどうすればいいんですか?」 事「初日はオリエンテーションで、実習は明日からなんですが・・・」 俺「そうなんですか。」 事「ただ今日は係りの者がおりませんので、午前は実習となります。」 俺「わかりました。」 事「とりあえず○○科に預けますので、あとはよろしく。」 俺「は、はい。。。」 ・・・ これって、実は何にも決まってないんじゃないかなと思いつつ、 とりあえず案内されるままに○○科の外来へと向かいました。 いきなり押しかけて扱いに困られるんじゃないかと思っていたのですが、 外来に到着すればいきなり部長の先生が登場。 俺「京大から来た伯耕です。宜しくお願いいたします。」 部長「いらっしゃい。午前中は外来かな?」 俺「と聞きました。」 部長「A先生に指導をお任せするので、彼と一緒に行動してください。」 A先生「よろしくー。」 俺「よろしくお願いします。」 部長「じゃ、そういうことで。」 A先生「それじゃこっち来てくれるかな。」 というわけで放置どころか先生と共にかなりみっちりとした実習スタート。 午前中はほとんどA先生に付きっ切りでの実習となりました。 大学病院ではなかなかお目にかかれないプライマリーケアを中心に、 新たに勉強することも多く、なかなか充実した午前中となりました。 病院食堂で独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※お約束) 午後は電子カルテ運用のためのオリエンテーション。 今週から実習を開始する学生が集まり、 電子カルテの閲覧方法を中心にいろいろと教えていただきました。 これが終われば今日の実習は終了とのこと、 時刻は午後3時、まだ明るいしどこかに出かけてみることにしましょうか! というわけで、 ラーメンだぁ。(←※お約束) 今日は研修医の先生に教えていただいたお店(※名前失念)へ。 高山駅から歩いて5分、鍛冶橋に通じる通り沿いのモダンなお店です。 正直、観光地に散見される観光客向けラーメンは 俺的にはあまり期待できないものが多かったのですが、 ラーメン好きの先生のお言葉通り、このお店のラーメンは結構旨い! しっかりとしたダシ、そしてかなりハイレベルなチャーシュー、 なかなか高山にも実力店はあるものです。 その後、鍛冶橋までテクテクと歩いて、 高山名物の「古い街並み」方面へと繰り出してみました。 通りを一つ曲がればまさにそこは江戸時代の面影を残すレトロな街並み。 そしてそのそれぞれが個性を生かした素敵なお店となっており、 歩くだけでもなかなか楽しい通りです。 店先から風に乗って流れてくる五平餅やみたらし団子の甘い匂い。 香ばしい匂いに気づいてみれば飛騨牛の串焼きの直販、 いやはや、グルメ好きにもなかなかいろいろな意味で美味しい通りです。 俺の大好きな「栃の実せんべい」も売っていて嬉しい限り。 しばし歩いてみれば、これまた江戸時代風のレトロな立て札が。 |