〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

MAIL。 ほーむ。 雑談BBS。受験ネタBBS。伯耕ぷろふぃーる。


きのう いちらん あした
2005年05月18日(水)    スペースワープ、キター!!!

アレン・ダレスの対日終戦工作についてはほぼ概略の把握が終わりました。

ポツダム宣言発表の裏でスイスルートの和解案があったとは興味深いものです。




独り言、たくさんの方からメールいただきました。ありがとうございます。




突然ですが、

苅谷剛彦氏という方が著書の「知的複眼思考法(※別窓)」中で、

「マジックワード」という概念について解説をされています。

厳密な定義なしに、よくこなれないままに使われた結果、

魔法の呪文のように、人々の考えを止めてしまう魔力を持つ語、という感じ。



「ゆとり教育によって一人一人の個性を伸ばす」



という大義名分があったとしても、

そもそも「ゆとり」、「個性」の定義が曖昧なままでは

この文は政策として意味をなすものではありません。

にも関わらず、各語が何となくプラスイメージであるが故に、

上記の文は曖昧なままにゆとり教育の大義名分として今日まで通用してきたのでしょう。



同じように、最近のニュースで外交関係を挙げるだけでも



日本の国連安保理常任理事国入りの障壁は靖国問題


中韓、「作る会」教科書に猛反発




などという、マジックワード満載のヘッドラインが並んでいますが、

そもそも靖国神社がどのような神社なのか、A級戦犯とは何だったのか、

そして「作る会」の教科書がどのような内容なのかを自分で知ることなしに、

何となく靖国は悪いんだ、「作る会」は変なのだという印象を持ってしまえば、

それはまさにマジックワードに騙されているということになってしまいます。



正直、私も専門ではないので勝手な意見を述べることは出来ませんが。

WEB上でまた独り言する機会もあると思いますので、

上記に限らず、特に報道に頻出するマジックワードについては

まずは自分で実際に調べ、ソースに当たり、自分の頭で考えてみたいと思います。

それがWEB上でモノ書いてる人間のちっぽけな自己満足でもあったりするので。





独り言、ここまで。




さてさて、今日も病院実習、臨床実習入門コースはまだまだ続きます。




午前中、相変わらずウダウダと寝ていたところ、玄関からベルの音。

どうも宅配便の模様です。




ドアを開けてみればやはり宅配便、




受け取って中身を見てみれば





スペースワープキタ━━━(゚∀゚)━━━━!!!





いやはや、ついに届きました「スペースワープ5000」(※別窓)

「ろじっくぱらだいす」で紹介された時にかなり触発されたのですが、(※こちら、別窓)

最近友人ツナマヨも購入してハマったらしく、これは買わなあかんと。

よ〜し、実習から帰ってきたらさっそく作ってみることにしましょう。





そんなわけで気がついてみたらもう正午過ぎ、

シャワーを浴びて着替えて、いつものように大学生協ルネへ出かけて昼飯です。

すでに生協のおばちゃんと顔見知りになり、

何も言わずに豚汁が出てくるあたり、もう完全な常連さんであります。





そして本日も自転車でノコノコと京大病院へ。

本日は循環器系、胸部診察の実習とのこと。




胸部診察ということはいよいよこの伯耕、





聴診器デビュー





であります。段々とお医者さんが近づいてきました。

ふっふっふ、お兄ちゃんいろいろな音を聞いちゃうぞ〜。(←※アホ)











実習室へ入り、全員集まったところで実習開始、

6月初旬の臨床試験OSCEでもこのあたりは重要らしいので結構真剣です。

まずは先生が2人の学生を指名し、1人が医者役、1人が患者役に。




患者役の学生は診察のために、上半身裸になります。




そして先生の指示に従って医者役の学生が相手を打診、聴診していきます。




解説付きのデモンストレーションが終わったところで、いよいよ一斉に練習開始。

まずは近くの学生と2人1組を作らなければ。




ちなみに本日の実習、男子学生の総数は奇数





さ〜て、2人1組になりますか・・・





・・・





余りの1人になりました。(←※お約束)





ひ〜ん、座る位置がまずかった、そしてさらに出遅れた。。。

俺は独り残されて一体どうして実習すればいいのだ???





しょうがないので先生に聞いてみることに。






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・・・





無視られました。





たぶん聞こえなかったんだと・・・思います。

一応そういうことにしておいて、再び先生にどうしたらいいかと質問。




すると




先生「女子学生の練習台になってあげなさい。」





・・・




・・・





は?




その後数十分間、女子学生の前で上半身裸のまま、

聴診やら打診やら、肋骨部の触診やらあちこちいじくりまわされた伯耕です。





もう、お婿に行けなくなっちゃう。





・・・





・・・





誰か、反応してください。(←※超ダメ)





さすがにこの組で俺が医者役をやるのはまずいので、

練習が終わった友人にもう一度患者役やってもらって

ようやく俺も聴診、打診練習を行うことができたのでした。結構むずい。。




その後、各種の心音を自由に発することができる人型ロボットを用いて、

様々な病気での心音の変化を聞き分ける練習。

微妙な心音の聴き分けも初心者にはかなり難しいですが、

実習ロボットの名前が「イチロー」だったのも俺的に激しく謎でした。


それにしても心臓、循環器系の診断では、本来見えないものが

器具を使って間接的に「見る」ことができるというのが面白いなあと。

全身管理、救急疾患も含めて、なんか循環器系へ進みそうな伯耕です。




実習は2時間ほどで終了。

ちょっと早めでしたが再び大学生協ルネにて夕飯を食って帰宅したのでした。





さぁてと、





スペースワープだぁ。





さあさあ、念願のスペースワープ製作でございますよ。

はやる心を押さえて箱を開けてみれば、白黒のシンプルな部品がズラッ。

その昔プラモデルの箱を開いてワクワクした思いが甦ります。

ツナマヨの助言どおり、いきなりオリジナルコース作成開始です。





※これより下、かなりマニアックな内容となっています。





さ〜て、まずは球を運ぶエレベータータワーを作って、




支持脚をセットしながら全体のコース概略をイメージします。

なんか目玉があったほうがいいかと思って、




「1回転ループの真ん中を別コースが貫く」




コースを作ることに決定。いきなりハイレベルじゃないですか。

実現できるかわかりませんが、だいぶドキドキです。(←※自分だけの世界突入済)





先に高低差、全体としての美しさ、バランスを考えながら、

外周ルートをどんどんと敷いていきます。





そして、ある程度外周コースが決まったら、いよいよループ作成。





かなり苦労してループを作り、

突入コースとぶつからないように支持脚を何回もセットし直し、





・・・




・・・





5時間経過。





さあ、とりあえず一つ目のコースが完成しました。

高低差調整もかなり繰り返したし、いよいよエレベータースイッチ、オン!





ガシャ、ツツ〜〜〜





・・・(←※外周通過中)





・・・(←※変形曲線コース通過中)





・・・(←※最終カーブ通過中)






ガタッ。






うおおお!!!成功だぁ!!!





うわ〜、何でこんなに嬉しいんですか。

数時間掛けて自分の手で作り上げた結果がこんなに楽しいものだとは。

明日も残りのループコースの作成の悦に入りそうな気配です。



このスペースワープ、復刻版とのことですが、これぞ大人の娯楽です。

レールを敷いて玉を転がすだけのものですが、

作るコースをイメージしたり、それを実現するべく細かい調整したりと、

とにかく頭を使い、手先を使い、根気を必要とする代物。

それだけに球がうまく転がった時には至福の喜びであります。





って





・・・




・・・





やっぱり独り娯楽ですよ。(←※手遅れ)





でも工作って面白いなあと思いつつ、

循環器系と工作を両立できる分野に進みたいと思いつつ、今日はここまでです。





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