〜ダメダメ医学生の京風日記〜

京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。

モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。

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きのう いちらん あした
2004年08月29日(日)    ナイアガラの滝ツアー

ジャストクリスマス、どうもおはようございます、伯耕です。



さてさて、今日はトロント実習期間中最大のイベント



・・・



ナイアガラの滝ツアー!!(with専属ガイド)



受け入れてくださった日本人ドクターの方が、

せっかくトロントに来たのだからと知り合いのガイドさんに頼んで、

今日一日、ナイアガラの滝周辺をめぐるツアーを組んでくれたのでした。



というわけで、朝8時、ホステルまで迎えに来てくれた先生と共に、

各地に散らばる京大組学生を拾いながら、ガイドさんの家へ。



全然関係ないのですが、車の中で友人が、

昨日Union駅前のホテル近くでコスプレ集団に遭遇したという話をしていました。



何が気持ち悪かったって、



明らかにかなりお年をめしたおばあちゃま



セーラーマーズ



のコスプレでウロウロしていたのが一番強烈だったそうです。。。



その話を聞いてドクターいわく、

トロントでは毎年9月にアニメイベントが大々的に開催され、

日本領事館もアニメは日本の文化の輸出だということで

公式に後援しているということです。




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・・・



「仕事」であることを祈りたいです。。



もし私がまだ滞在中であるならば絶対に見に行きたいです。。

こういう自然にイベントを楽しむあたり、日本では難しいのかもしれません。



そんなこんな話をしつつ、ガイドさんの家に到着。

ガイドさんはブラジル出身のパブロさん。

ちょっとクセはありましたが非常にわかりやすい英語を話す人で安心です。




そして9時半過ぎ、トロントを出発、

オンタリオ湖沿いのハイウェイを時速120kmでぶっ飛ばしながら、

数々の町や都市を通り抜け、そして約1時間半後、

ナイアガラの滝を望む街、Niagara Fallsに到着しました。




高級ホテルやらカジノやらが立ち並ぶ一角を過ぎてみたら




・・・







いきなり滝キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!




いやいや、聞きしに勝るとんでもないスケールです。

あたり一面に響き渡る轟音、そして立ち上る水しぶき。すごすぎる。。。



パブロ氏に案内されて、まずは警察やら上流の水量調整橋やらを見学。

そしていよいよ滝見物の拠点、Table Rock Complexにて間近で滝を見物。



・・・



めちゃでけぇ〜〜〜。



U字型に湾曲した巨大な崖から轟音と共に崩れ落ちる水の柱、

滝壺の白い濁流の中から猛然と噴きあがる巨大な水煙、

その圧倒的なスケールに我を忘れてしばらくは滝に見入ってしまいました。。。



その後Niagara Fallsのダウンタウンをちょっと見物した後、



本日のメインイベント



霧の乙女号(Maid of the Mist)に乗って滝見物しよう!



霧の乙女号とは、滝のかなり近くまで接近する観光船のこと。

150年以上も続いているナイアガラの名物アトラクションとのことです。



というわけで、係員さんに青いレインコートを渡されて、



乗船開始と共に



ダッシュ!



見事4人で船の2階部分先頭ポジションをゲットすると、

船はレインコートを着た青い乗客数十人を乗せて滝に向けて出発しました。



まずは小さい方のアメリカ滝に接近・・・



した瞬間



大雨キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!



うひゃ〜〜、これはものすごい水しぶきです。

必死でデジカメを守りつつ、迫力満点の滝ビューを楽しみました。

これはなかなか楽しいイベントです。



そんなこんなでアメリカ滝を通り過ぎ、



いよいよ船は大きい方のカナダ滝に接近・・・




・・・



・・・




暴風雨だぁ



轟音と共に頭の上からまさに滝のように降り注いでくる水しぶき。

もう水から身を守るのに必死で目も開けていられません。

自分のジーンズがみるみる水に濡れてくるのがわかります。







圧倒的なスケール!!!



こんな中で写真なんか撮ろうと思ったら


数秒でデジカメが壊れそうです。


とにかく吹き付けてくる水の威力がものすごいことものすごいこと。

たぶんこの船に乗っている限り、コンタクトの目薬は要りません



そんな凄まじいスケールを楽しんだ後、

船はようやく方向を変えて船着場まで戻りました。

いやはや、これはマジすごかった。。。。。。



霧の乙女号を楽しんだ後はナイアガラ・パークウェイをドライブ。

途中、ナイアガラ渓谷を望む公園でガイドさんを含めた5人でランチ。

公園のテーブルでガイドさんのホームメイド料理を頂き大満足でした。

それにしてもカナダは芝生と樹があれば絶対にリスを見かけます。。。



さらに花時計ボタニカル・ガーデンズなんかも見ながら

途中のお土産屋なんかにも立ち寄りながら、

車はオンタリオ湖半の街、Niagara-on-the-Lakeに到着。

この街は今でもビクトリア調の美しい町並みが残り、

さらに数々のワイナリーを抱える街としても有名です。



まずはオンタリオ湖半を見学。

ここはナイアガラ川がオンタリオ湖に注ぐ場所です。

オンタリオ湖判に立ち、遥か向こうにかすむトロントを眺望。



湖畔に、トロントからNiagara-on-the-Lakeまで数十キロを泳いで渡ったツワモノの

記念碑が設置してありました。


いろいろと記録を見ていったのですが、


トロントからここNiagara-on-the-Lakeまで数十キロを



バタフライ



で渡ったツワモノを発見しました。

それにしてもなぜわざわざバタフライで渡ったんでしょう。。。。





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・・・



超人です。



いやはや、すごい人もいるものです。これには全員感動。

31時間かかったらしいのですが、人間ってすごいなと思いました。




湖畔を出発し、車はNiagara-on-the-Lakeのメインストリートに到着。



・・・



可愛らしい街並みです。。



まさに「可愛らしい」の言葉がぴったりのこじんまりとした街。

最高でも3階建てくらいの美しいビクトリア調の街並みには

おしゃれなカフェやショップ、それに小さなホテルが軒を連ね、

建物、通りのいたるところで色とりどりの花が咲き誇っています。



・・・



男4人のツアーで来る場所ではなかったかもしれません。



女性同士の旅やカップルなんかではかなり楽しめそうな感じ。

でも私はこういう街の雰囲気はなかなか好きです。



よ〜し!次に来たときには・・・




・・・




・・・




・・・




さて(泣)




そんなわけでメインストリートを中心に各自いろいろお散歩。

そのうち自然に時計塔の前にあったワインショップに全員集結していました。



友達の一人が実家に買って帰る土産として

カナダ名産のアイスワインが欲しいということだったので、



全員便乗して



レッツ試飲♪



してみようということに。

ちょっとマッチョなおっちゃんが入れてくれたリースリングは

さわやかな香りと重層な甘みがあって美味しかったです。

食前酒なんかにピッタリかも。



店内をいろいろと物色していたところ

突然店のおばちゃんに話しかけられました。



店「Are you Chinese?」



俺「No. We are Japanese.」



そう答えると、店のおばちゃんが、



「うちの店員に日本語ができるのがいるわよ。」(※英語)



とのたまったので、そっちの方を見てみると、

まさにその店員さんに友人がアイスワインの説明を受けているところ。

店員さんはけっこう美人な白人女性です。



さてさて、どのくらい日本語が話せるのかなあと思って近づいてみたら



その店員さんの口から



「まあねぇ。でも・・・」




・・・



めっちゃくちゃ上手いです。。。




イントネーション、発音、語彙、すべてがほとんど日本人。

店員さんに聞いてみれば、日本に2年ほど滞在したことがあるとのこと。

それでもたった2年でここまで上手くなるあたり、

彼女の努力と向上心の賜物だと思いました。

もちろん、細かいところまできちんと指導してくれる先生もいたのでしょうが。



その店員さんとちゃっかり記念撮影なんかをしちゃったりしつつ、

ここでの観光を終え、Niagara-on-the-Lakeを後にしました。

時間はもう午後6時過ぎ、あとはトロントに戻るのみです。




そして1時間半ちょっとたった午後7時半過ぎ、トロント到着。

これにて本日のナイアガラツアーは終了です。

いやはや、なかなか充実したツアーでした。楽しかった楽しかった。

パブロさん、あなたはさすがプロフェッショナルなガイドです。



ちょうど夕飯の時間だったので、医学生4人でGreek Townへ。

ここはトロントのエスニックタウンのうちのひとつ、ギリシャ人街です。

Pape駅近く、以前に先生から聞いていたMaria's Gardenに入り、

本場のギリシャ料理を楽しむことに。



そして出てきた料理は・・・



めっちゃ旨い!!!



骨付きラム肉の香草焼きギリシャ風ビフテキ

セットでシーザーサラダに米とポテトとパンもついてかなりお得感ありです。


いやはや、トロントに来て久しぶりに美味しい



ファーストフードじゃない肉



をたっぷり食いました。。ここはもう一度来たい店です。



アテネオリンピックの閉会式を見ながら、ギリシャ料理を食うという

微妙に風流な時間を楽しみつつ、午後9時半過ぎ、明日も早いので解散しました。



というわけで今日はここまで。いやはや、楽しかったです。





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