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〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
| 2003年12月05日(金) 同志社大学的変人 さてさて、バンドの打ち上げ鍋パーティー帰りの伯耕です。 またしても午前中から一日かかって薬理学実習でした。 今日は「血圧を調節する薬剤」がテーマ。なかなか興味深いところです。 私たちの班では血圧降下作用のあるアセチルコリンをラットに静注し、 薬剤投入後の血圧変化を確認するというもの。まずは実験用ラットの 手術 から始まります。 ラットの頸部を切開し、左頚動脈に小さな管を挿入し、 その後今度は大腿静脈を露出させ、そこにも小さな管を挿入します。 いろいろトラブルがあったのですが、管挿入も完了し、いよいよ測定開始です。 まずは静脈にアセチルコリン0.03μgを注入。 劇的にガクッと血圧が下降し、その後また持ち直してゆきます。 そんな感じで実験は割と順調に進んでいったのでした。 さてさて、今日やる実験は4つ、そのうちの2つ目に入りました。 次の実験ではまずフィソスチグミンなる薬剤を静注することになります。 フィソスチグミン静注完了。 ・・・ 突然血圧計に乱れが! たちまち騒然とする実験班。 血圧変異は大きく乱高下を繰り返した後、 急激に下降をはじめました。 脈拍もどんどん減っていきます。危険な兆候です。 あわてて指導教官に声をかける私たち。 そんな中でも血圧計のグラフは確実に危険領域である事を告げています。 ここでラットを死なせてしまってはその後の実験も不可能です。 指導教官の先生もさすがに慌ててて指示を出していきます。 「アドレナリン静注して!」 私たちの班では使わない薬剤ですが、 心拍数を増加させ心筋収縮力を増加させる薬剤、これを一気に静注します。 お!上がった上がった!! さすがに一同一安心です。 ・・・ しかし! いったん上昇した血圧がまたしても下降を始めました。しかもかなりの急降下。 これはやばい・・・。 もはや波形が乱れるのも気にせず心臓マッサージにかかる班員。 しかし その苦労も報われず、ラットさんは亡くなられました・・・。 班員さすがにかなりブルーです。なんかものすごい罪悪感です・・・。 実験動物とはいえ、自分達の手で殺してしまったわけで、 さすがにメンバーみんなだんまりです。 とりあえず気を取り直して別のラットさんで実験を再開。 ラットさんは大変な実験ながら最後まで良く耐えてくれたため、 かなり良い結果を出す事が出来ました。よかったよかった。 さてさて、実験も終わり、夜はguitar landのライブ打ち上げです。 トロンボーンのモッティー邸にてメンバー10人で 鍋。 やっぱり寒い季節には鍋です。私からは特別差し入れとして ハモ を提供いたしました。好評だったようで何より。 そのバンドのメンバーの話だったのですが、 我が変人の聖地京都大学に比べ、割とスマートな方が多いと思われる 同志社大学 にも、我が大学を上回るものすごい強烈な個性の持ち主が結構おられるようです。 彼の話によれば、 初対面の同志社大の女の子が |