〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年12月09日(月) オトナになれ 東京地方では雪が降ったみたい。 去年の京都はほとんど雪が降らなかったけど、 今年は結構降りそうな予感。 午後はいよいよ最後に近づいてきた肉眼解剖実習。 今日は主に「静脈洞」を調べるのだ。 静脈洞というのは、脳硬膜の間にある、 脳を抜けた血液が溜まる場所の事だ。 ここを抜けた静脈血は内頚静脈に入り、再び心臓へ向かう。 とは言っても、すでに硬膜はだいぶ損壊されており、 ほとんど見れません。 骨に残った血の道筋で、そこに静脈洞があったことがわかるのみ。 今日はちょっと思った事。 俺が思っている「理想」と、「現実」の間には だいぶギャップがあるということ。 特に医師、医学生は人の命を扱い、 そして病める人をケアする職業だから、 ベースにはやはり「まっすぐな気持ち」があって欲しいと思う。 だけど、実際の医学部の中を見回してみれば、 どうもそうではないというのが現実のような気がする。 結論から言えば・・・ 一部の方、 もっとオトナになれ。 していい事、して悪い事の区別くらい常識にして欲しいし、 その場主義、刹那主義はいいかげんにして欲しいし、 とにかくその偏差値差別やめろ。 京大医学部に入れば勝者でゴール!じゃなくて、 医学部入ってからがスタートだってことわきまえてください。 |