〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年12月04日(水) 豆腐らしきものを見た後豆腐を食う 眠い目をこすりながら語学の授業へ。 とりあえず一般教養の英語はひたすら眠い・・・。 正午、授業終了後、いったん生協に寄り、昼飯を買って帰宅。 昼飯を食ったらいざ、医学部へ。 さてさて、今日も肉眼解剖学実習。「頭部3」だ。 なんか今日のマニュアルを見ると、やる事がメチャクチャ多い。 実習マニュアルでは今日やるべき手順は17手順だ。 しかも観察すべきものは神経とか筋肉とか、剖出が大変なものばかり。 今日はちょっと大変だなあと思いつつ、実習が始まる。 2時間経過・・・ 今のところ手順2の半分。 今日は何時に終れるんだろう・・・(泣)。 実習の途中で先生がアナウンス。 この前運び込まれた御遺体、まだ奥の部屋で固定中なんだけど、 今からその御遺体から脳を摘出するらしい。 という訳で、脳摘出を見るため、学生が並ぶ。 まだホルマリン固定中という事で刺激臭のキツい部屋に入り、 御遺体の足側からベッドを一周するかたちで見学する。 まだ死装束をまとった御遺体、顔こそタオルで隠されているが、 頭部はすでに頭皮が大きく前にめくり取られ、 頭蓋、硬膜、クモ膜も剥ぎ取られた後だった。 スポットライトの下、軟膜に包まれた脳が白く鈍い光をはなっている。 そして、頭の下のほうのトレイには数秒に一滴ずつ、 ドロっとした血が流れ続けている。 ホルマリンの刺激臭がキツい。 ツンとする匂いに顔をしかめながら、脳に触ってみる。 ホルマリン固定中ということで普通より多少硬いらしい。 でも、今まで触ってきたほかの組織とは明らかに違い、 強いて表現するなら固めの湯豆腐のような感触がする。 |