〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年11月29日(金) 一時の贅沢メニューを山科で 相変わらずの正午起き。 朝飯を食って医学部へ行く。 今日は肉眼解剖実習では一つの節目の日。 今日のテーマは「下肢関節」なんだけど、 今日で首から下の解剖は終了、次回からはいよいよ頭部に入るのだ。 下肢関節という事で、見るのは主に4つ。 股関節と膝関節、それに足首の部分に、踵から足の指までの部分。 今回も作業の効率化のために、 片方の足では股関節と膝関節を、 もう片方の足では足首から下を掘っていく事に。 俺は足首からの下のメス担当。 半ば定着して来た気がする・・・。 関節っていうのはほんとに骨の部分なので、 まずは周辺の筋肉や靭帯、結合組織をひたすらはがしてゆく。 そうこうしているうちに、まずは股関節の剖出が終ったようだ。 そのままだと大腿骨が寛骨にはまり込んでいて くっついている部分が見えないので、 強制的に脱臼 させたのでした。 いやあ、見てみると判るけど、脱臼ってとんでもない事ですよ。 これだけ強力にくっついてたらなかなか脱臼しそうもないからなあ。 その後、膝、足首の剖出も終わり、解剖は終了。 今日は割と早く終ったので、姫路に行くまでに夕食を取ることに。 という訳で、自転車で京都駅まで行き、いったん山科へ向かう。 そして入った店は、シチューの店「炎の池」。 京都では有名な洋食屋だ。 ちょっと奮発して、ビーフシチュー(ライス付)1250円を注文。 普段学生生活でビーフシチューなんか食わないしなあ。 しばらく待つと、土鍋の中で煮えたぎったままシチュー登場。 小さくて見えにくいけど。 中にはかなり大きな肉の塊が結構入っていて大満足。 最初は薄味なのかなあと思ったシチューも、 食べ続けるにつれてどんどん旨味が増していく至極の一品。 外食といったらラーメンばっかりだったけど、 久々にちょっと贅沢なモノを食った満足感でいっぱい。 |