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〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
きのう いちらん あした
| 2002年08月17日(土) 京都の夏・日本の原風景への回帰 ５日連続の講習が終わり、とりあえず土日は休み。 ぐっすり寝て起きたのは１１時過ぎだった。 午後、実家に送るお土産を買いに行った。 ちょっとある書類を実家に送らなけりゃならなくて、 ついでに京都のお土産を詰めてやるのがいつもの風習になってるのだ。 という訳で、紫野にある「七野」までレッツ･サイクリング！ 高野まで出た後、北大路通りをひたすら西へ。 午後って事は太陽に向かって走るという訳で･･･暑いぞこのやろう(笑)。 北大路ビブレのあたりまで来た時にはちょっとフラフラ。 微妙に上がり続ける北大路通りを西へ西へ。さすがに車通りも激しい。 ちょっと堀川北大路のコンビニで一休みした後もひたすら西へ。 もう少し走り、今宮門前でようやく今宮門前通りへ入る。 まさに都市の大通りだった北大路通りから脇の通りに折れると風景は一変した。 目の前には朱色の鳥居、脇には大徳寺の緑の境内、そしてこじんまりした家々。 そして進む先、緑の中に鮮やかな今宮神社が見えてきた。 神社に突き当った所で右折、そしてまた細い道を入ると そこはもう広い大徳寺の領内だ。 一面緑に囲まれた境内。セミの鳴き声が響き渡っている。 石畳の上を自転車を押して歩く。竹垣の奥はきれいに整備された竹林だ。 なんか自分が数十年前にタイムスリップしてしまった感じ。 境内を囲む道の脇に「七野」はあった。 確かに注意しなければ店だと判らないくらい目立たない店だ。 生垣の間をくぐり、白い暖簾をくぐって店の中に入る。 と中は、まさに玄関だけ。その脇に少しだけ商品が並べられている。 しばらくすると奥のほうから店主（？）の上品なおばあさんが出てきた。 どうぞおかけください、と俺に椅子をすすめてくれる。 お言葉に甘えて座らせてもらうと、わざわざ麦茶とお菓子を出してくれた。 扉を通じてセミの鳴き声が聞こえてくる。 どこにあるのか、風鈴の音が時折耳を和ませる。 扉の外には、緑の生垣の上に大きな入道雲。 どうも俺を客じゃなくて今日帰ってくるお孫さんだと思ったみたい。 そんな事からおばあさんとのお話が始まった。 お孫さんは東大、京大を出て今はベンチャー企業で働いてるみたい。 俺が医学部生だと知ると、医療のあり方について鋭い指摘。 それに柚子に関する詳しいお話や、今の日本の政治のお話。 と書くと、いかにもおばあさんの長話って感じがするけど、 俺が感心したのはおばあさんの教養の深さだ。 教育が良かったのか、いやらしくない、しっとりした上品さ、 そして、その中に素晴らしい知性が感じられる。 そんなこんなで３０分くらい話してたかなあ。 ちょうどお孫さんが帰ってこられたのを契機に 俺は「柚がさね」を買い、店を出た。 古い扉をガラガラと開けて外に出ると、やはり暑かった。 セミの鳴く中をまた俺は自転車をこぎ出した。 ちなみに「七野」はこんな所です。柚子菓子専門の小さなお店。 途中で町で買い物して帰る。さすがに精力使い果たしたかも。 家でしばらくダラダラした後、ピアノの練習。 テンポ１００でスケールや音階、テンポ１２０ではトレモロを弾きまくる。 やらなきゃならん曲もいっぱいあるし、そろそろ手をつけなければ･･･。 そしてそれが終ったらドラムの基礎練。またスタジオ入らなければ･･･。 そのあたりで２時間ちょっと使ったので今度は塾講の予習。 現在完了形をどんな風に教えるか、ここが頭の使いどころだ。 ワードを駆使してプリントを作ったりして夜の時間は過ぎてゆく。 さてさて、それと並行してネットで磐田戦をチェック。 前半２-０で大丈夫だと思ったのに後半でまさかの同点に。 おいおいと思っていたら後半遅くに高原が７試合連続となるゴールをゲット、 磐田は'０２年ファーストステージ優勝決定！！！！！今日は祝杯だぜ！ 今日の一曲 解放区 （島谷ひとみ） 島谷ひとみの曲の中ではこれが一番好きなんだけどねえ。 ただ今の「亜麻色〜」とは明らかに声が違うんだけどなんなんだろう？ |
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網嚢（※別窓）→入口はウィンスロー孔
