〜ダメダメ医学生の京風日記〜 京の都に生息するダメダメ医学生、伯耕による日常生活記。 モテない王道を突っ走りながらも、萌えを求めてただ今奮闘中であります。 |
2002年04月03日(水) 心臓カテーテルとペースメーカー手術、あと糸結び 今日も朝から心臓血管外科。7時半に南病棟4階の心臓血管外科研修医室へ。 会議室で研修医の先生が縫い合わせの練習会をしていた。 見学の俺にもいろいろ教えてくれた。て言っても糸の結び方。 3本の指を使って糸を素早く結ぶ方法。うまく出来るようになったら左右逆で。 そして次は1本の指で糸を結ぶ方法。これも慣れてきたら左右で出来るように。 最初指がどう動いてるかが結構判りにくかったが、いったん自分で出来れば 後は簡単。割とスピーディーに出来るようになった。 ただ、俺もしかして左手の方が機用なのかも知れない。 薬指と中指で糸を挟む力は明らかに左の方が上で安定してたし。 その後、患者さんを連れて検査室へ。 患者さんを検査室に運び込むが、ここから先は準清潔区域なので、着替えが必要。 という訳で、またしても上下青の検査衣に帽子、マスクをかぶる。 そして検査室へ。今回は心臓カテーテル検査だ。上腕から穿刺し心臓内を造影する。 清潔用シーツがかけられ内科医の先生が穿刺していく。思ってたよりも流血量が多い。 ガラス越しの部屋でモニターを見ると、造影剤を放った瞬間、 冠状動脈がくっきりと浮かび上がった。 その後、左心室や腎臓の血管なども造影し、2時間後終了。 しかしそれで終わりではないのだ。お次は心臓ペースメーカー埋め込み術。 同じ検査室に患者さんが運び込まれた。局所麻酔っぽい。 術者は2人、手術と同じく、電気メスで左胸部を10センチくらい切開してゆく。 今回は切開するところからしっかり見える。 ペースメーカーの心房用と心室用の2種類の電極をまずは心臓内に挿入し、 心臓のペースを試験的に(?)調節。その後、本体を皮膚下に埋め込んでゆく。 本体はハマグリより一回り大きいくらい。 そして、俺がさっき習ったみたいな結び方で皮下組織と皮膚の縫合。 さすがに先生達のやり方は鮮やかだ。 その後、また研修医室に戻り、先生方としばらく雑談し、 今日は何も内容なので帰らせていただいた。まだ3時だよ。 んで、まだ間に合うっぽいんで授業料免除の書類を提出し、健康診断の書類ももらう。 明日はいよいよ成績表の交付。どうなってんだろうねぇ。 5時過ぎから部会。思ったよりもたくさんの人が来ていた。 まあ、いくつか連絡事項があり、その後6時からの部会ライブ。 爆風スランプらしい。まさかこの選曲で来るとはねぇ(笑)。 なんか新入生が2人来ていた。この時期に2人来るとは今年は期待大? その後何となくドラム叩いてみたりして帰った。 明日はまたしても手術であります。明日は人工心肺使うらしい。 |