(課題「企画のタネ」企画書)
○企画タイトル
だって女の子だもん!と開き直る 「養われたい女たち」
○企画意図
どんなにきれいで仕事ができても、30代で独身、子供を生まない女性は「負け犬」。それに対して、結婚して子持ちの女性は「勝ち犬」……。そんな大胆なカテゴライズを打ち出した酒井順子氏のエッセイ『負け犬の遠吠え』が話題となっている。
なるほど、男女雇用機会均等法の施行以降、時代をリードしてきた「キャリア志向女性」たちの心理にも今後変化の兆しが現れるのではないか。「キャリアを目指してみたけどやっぱり大変。なんか疲れちゃった」「そういえば仕事しか残っていないな」。
一方、心理学者小倉千加子氏が『結婚の条件』のなかで取り上げる、現代女性が結婚に求める要素は「3C」。
「Comfortable」=快適な=十分な給料、 「Communicative」=理解しあえる=相手は自分と同じかそれ以上の階層、 「Cooperative」=協調的=夫が家事をやってくれる ということ。
これは、ひと昔前に我々フツーの男たちを悩ませた「3高」よりも厳しい要求。
あわせて考えると、「『3C男』をゲットしていち早く結婚」を掲げる女性が再び主流となりそうな予感。これはつまり、今後は「養ってほしい女」が増えてくるということではないか?
ちょっと待った! これは独身男性陣にとっては大問題。うっかり「セレブかぶれ女房」に捕まって、奴隷のように働き疲弊していく前に、「敵」の心理を知っておかなければならない。
そこで、現代女性の結婚観が今どのような状況にあるのかについて、男の目で考えてみたい。
○内容
「勝ち犬」と「負け犬」、およびその予備軍たち(20代女性)に対して、結婚に関する大々的な意識調査・実態調査を行い、それぞれの考え方や行動傾向を徹底分析する。その上で「養ってほしい女像」を浮かび上がらせ、養えない男性陣に警鐘を鳴らす。また、「養ってほしい女」と結婚してしまった既婚男性の声にも迫る。
○見出し案
アンケート結果報告! 「これがわたしたちの本音」
(質問例) 何歳まで働きたい? 婚適齢期は何歳だと思う? 子供は生みたい? 結婚相手に望む条件は? etc.
ヒートアップ討論! 負け犬vs勝ち犬「遠吠えバトルトーク」
「負け犬予備軍」に聞く 「センパイの二の舞はイヤ!」
覆面座談会 「こうしてボクは『勝ち犬』に捕まった」
男性陣注目!「ココが危ない!『養ってサイン』の見極め方」
コラム「女性タレントの早婚現象はパンピーに波及するか?」
○想定読者
【メインターゲット】 20代〜30代・男性サラリーマン
【サブターゲット】 30代・未婚・OL
最近「そろそろ年貢納めちゃおうかな」と考えている男性。
それで女性たちが結婚についてどう考えているのか気になってしかたがない男性。
お気楽な女性社員を見て「どうせオマエら定年まで働く気なんてねえんだろっ」と憤る男性。
職場で「負け犬」先輩女性社員を毎日目にする男性。
タイトルを見て「これってワタシのこと?」と思ってしまった「負け犬」女性。
○掲載予定誌
週刊「SPA!」 ※ウェディングシーズン(6月)にあわせて展開
以上
2004年01月19日(月)
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