(課題:総合週刊誌の企画)
○タイトル
巨人ブランド神話、崩壊危機の今なのに 「それでもボクが巨人に行きたかった理由」
○提案理由(企画意図)
中継番組の視聴率低下、メジャーリーグへの人材流出、“アンチ巨人”の筆頭・阪神の快進撃、名物オーナーの独裁体質批判、球団フロント陣の失態……など、球界の盟主・巨人軍への風当たりは、以前にも増して強い昨今。それでもなお、大物選手が毎年のように流入し、「巨人以外のドラフト指名なら社会人へ」という高校生選手は後を絶たない。 V9に心躍らせたのは遠い昔、若者の目は「大企業」から「ベンチャー」へシフトしているという世の趨勢とは裏腹に、野球選手たちの間では今なお健在な「巨人ブランド」。なぜ今、巨人なのか。巨人に固執する選手たちの心理を2003年の現状で検証する。
○企画の中身など
(巻頭の第一または第二特集で展開。場合によっては数回に分けて)
「総巨人化現象」の理由として、「地域密着」よりも「中継ベース」の人気醸成風土とその歴史、また引退後を視野に入れた打算(外様コーチ、タレント)などいくつかの仮説がたてられる。それらを選手(または元選手)の生の声として聞き出し、明らかにしていく。
入団に際して「巨人問題」で騒がれた人物を、生え抜き組、外様組、断念組などに分類してインタビュー。
【インタビュイー案】
●“高卒・他球団決意”組(ヤクルト高井、日本ハム須永) ●“鳴り物入り移籍”組が語る「魔性の巨人ブランド(仮)」(小久保、ローズ、落合、清原など) ●“浪人しても巨人”組「悪役覚悟(仮)」(江川、元木など) ●“いつの間にか巨人”組の見解(デーブ大久保、屋敷<元・大洋>、前田<元・中日>など)
2003年12月03日(水)
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