今週はsaruの親友、「ゆりちゃん週間」。 でもってこの1日、2日は、一泊でウィスラーへ。
初日は一年ぶりの「ペダル&パドル」に挑戦。 「マウンテンバイク(MTB)でビレッジから湖畔へ →カヌーに乗り換えてアルタレイクを横断 →そのままリバー・オブ・ゴールデンドリームを下る →グリーンレイクの手前で再びMTBに乗り換え →山の中のトレイルを抜け、ロストレイクへ →再び森林トレイルを走りまわってビレッジへ」 という、充実の計5時間コース。
今年もまたウィスラーエコツアーズのタカさんにガイドしてもらった。この時季は、カヌーにはもってこい。川も湖も水量が多いからね。透明度の高い湖の上を、すいーすいーっと漕ぎ進むのは、何とも言えない快感。でまた周りが静かなのもいいんだよね。分かりやすく「カナダ感」を味わえるのでおすすめ。
夜は「BREW HOUSEとKEGをハシゴ」というゴージャスコース。ビール最高! プライムリブ最高!
ううーん昇天……。
宿泊したホテルは、タカさんとこの事務所の上にある「Blackcomb Lodge」。ビレッジスクエアの真正面なんだよね。この日はCanada Dayということもあって遅くまでうるさかった。
で、翌日が「Decision Day」。ご存知の通り2010年冬季五輪の開催地決定日のこと。なもんだからこの日は朝から大騒ぎ。朝5時くらいからビレッジスクエアには音楽が流れ出す。それにも負けじと寝ていたんだけど、最後は広場のあまりの騒々しさに起こされてしまった。
何げなくビレッジスクエアを見下ろすと…、なんと広場はものすごい数の人で埋まっていた。前日にはなかった特設テントもいつの間にかできていて、スピーカーからはアナウンサーらしき人の声が響く。
そうか、テレビ中継の会場がここだったのか。時差の関係でこんな朝っぱらからやってたんだと納得。部屋のテレビをつけると、やってるやってる(笑)。どうやら前の投票でオーストリアのザルツブルグが落ちて、韓国の平昌とバンクーバーの決戦投票になったとか。オリンピック委員会?らしき会場のプラハと、バンクーバーとウィスラー、そして平昌を四元中継していた。
バンクーバーに住んでいると、みんながみんなオリンピック招致を賛成しているわけではないことも耳に入ってくる。そんなこともあって、イマイチ盛り上がりに欠けた状態で、テレビと窓の外から聞こえてくる同じ音に耳を傾けていた。
そしていよいよプラハから開催地決定のアナウンスが。「2010年冬季オリンピックの開催都市は………」。発表するおっちゃん、タメるタメる。
「ヴァンクー…」 「Wohhh!! Yeah!!!」 その瞬間割れんばかりの大歓声が響く。
あっ、気がついたら俺もこぶし握ってた。やだな、おっちゃん、演出上手なんだから(笑)。
2003年07月02日(水)
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