diary/column “mayuge の視点
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もう一人のmayuge

 昨日、saruに誘われて彼女の元同僚のお宅へ。

 その人はミサコさんというんだけど、saruがいつも「ミシャコシャン、ミシャコシャン」と呼ぶので、ついそう呼びそうになってしまった。でもここではそう呼んじゃお。

 話は戻って、UBC近くにある、そのミシャコシャンんちへ。彼女はmayugeやsaruと同い年の「今年三十組」なんだけど、我々とは違い、すでに2歳の男の子がいる。こいつがまた、ミシャコシャンにそっくりなんだわ。カナディアンの旦那さんにもよく似てる。

 それにしても不思議だよねー、子供って。本当に両方の遺伝子が混ざってるんだね。人間ってよくできてるわ。

 で、その子の名前が「ケンジ」。何を隠そう、mayugeと同じ名前なのだ。実は会う前からsaruにケンジの存在を聞かされていたので、「同じ名前だなんて、どんなひねたガキなんだろか」と身構えていたんだけど、こいつが人の子なのにかわいいのよ。

 日中お父さんと一緒にいるからか、英語のほうが頭に入っているようで、何か聞かれると「Nope(Noのこと)!」「Yep(同Yes)」とか答えんのよ、いっちょまえに(笑)。

 お父さんがお客さんを楽しませるために、「ヘイ、ケンジ。キミのお気に入りの歌は何だっけ?」とかいろいろ質問をするんだけど、おかしいのが、聞かれた質問が分からないと「ハ(Huh)?」って聞くんだよね。2歳ながらに、一応質問の意味を理解して、「そう」「ちがう」「何?」と答え分けてんだね。しかもそれぞれ表情がある。本当に目を開いて「えっ、何?」っていう顔で「Huh?」だよ。半分日本人の顔して(笑)。なんか見てて楽しかったな。

 mayugeは超がつくほどの子供嫌いなんだけど、ケンジは見ていて飽きなかった。たまにこういうかわいい子もいるんだね。

 ま、自分の子は欲しいとは思わないけど。

2003年06月15日(日)

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