DiaryINDEXpastwill


2006年08月06日(日) 心の傷

誰の心の中にも善と悪があると思います
感情は沸いてしまいます
小さなことに腹を立てたり
こんな奴いなくなっちゃえばいいんだとか
絶対人には隠したいような
醜い感情を抱いてしまうことだってあります

それだけではなく
実際に悪いことをしてしまうことだってあります
人のものを盗ったり
物やお金だけじゃなく
人の心を傷つけたり
大切なものを壊してしまったり

だけどそういう感情は理性で食い止められます
そんな自分を恥じることだし
醜い汚れてると思うこと
そんな自分は大嫌いだし
私はそういう感情に縛られていることを
不自由に感じます

人から大切なものを奪うことで
人の心を傷つけることで
永遠にあなたの心に傷がつく

人から与えられた傷は
時間の経過と共に薄らいでいきます
人の優しさに触れて
支えてくれる人がいて
癒されていきます

だけど自分自身で負った傷を
慰めてくれる人はいない
一時の気休めで
自分自身がその傷を癒すしかないのです

だけど
感情は暴走する
やめよう、もうやめよう
そう思っても出来ない自分に嘆き苦しむことも
理性を突き破り
外に漏れてしまい
誰も鎮めてくれはしない孤独も

受け入れることは出来なくとも
理解は出来ます

世の中は愛が足りない
そう思います

自分さえ愛がもらえればいい
自分には愛があるんだ
だけど足りないんです
足りないのがあたりまえなんです

愛が足りてない人は
愛に満ち溢れる人が憎いのです
満ち溢れた人は
自分さえ愛があればいいし喜びでふりまいてしまいます
だけど自分には届かないから
スカスカの心は悲しい思いをします
だけどその心にあるのもまた
自分さえ愛がもらえればいいのです
そんなもんなんです

いつもどこかが足りなくて
いつも何かが悲しくて

何かを壊すことで
自分の何かを守っているだけ
誰かを傷つけることで
自分の傷をかばうだけ

でも本当は守るべきものは本当に危うく
その傷はどこまでも深くなるだけ

辛いことに目を伏せずに
心の目を開いて
心の傷を知るべきだと思います


me |HomePage

My追加