DOTFAMILYの平和な日々
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2011年10月14日(金) 私のやさしいダンナ様

仕事が忙しくなったので家事を放棄することにした。しかし、掃除はしなくても暮らしていけるが、食事はしなくてはならないし、洗濯もしなくてはならない。でもなぁ・・・ダンナは隠居していてやることがないのだから、そのくらい協力してくれてもよいのではないだろうか?一時的なものなのだから、と思っていたら(口には出さない)、やはり協力する気になったようである(口には出さないが食事も出てこないのだから仕方あるまい)。

最初の1週間はせっせとテイクアウトをして来てくれた。しかしテイクアウトというやつは身体に悪い、金がかかる、しかも飽きる。特に私のダンナはファースト・フードというものが嫌いだから、レストランで買ってくるということになる。「これはいかん」と自分でも思ったのだろう。

ナント、料理を始めた!

結婚以来一度も食事を作ったことがない人である。アメリカでは男の領域とされるBBQですらやらないのである。それでも料理の本を見ながら悪戦苦闘を・・・と言いたいところだが、料理の本など見もしない。私の仕事場がダイニング・キッチンであるのを良いことに、炊飯器の使い方からいちいち仕事中の私に聞いてくる。しかし、贅沢を言っている場合ではない。ひたすら感謝である。

基本的には夕食しか作ってくれないのだが、時々自分の朝食を作る時に私の分も作ってくれる。といってもチーズ・トースト程度のものなのだが(パンにスライスしたチーズをのせてトースター・オーブンで焼くだけ)、一度フランスパンの上にクリームチーズとハムがのった豪華版を作ってくれた・・・美味しい!

愚妻「これ、おいしい!」
愚夫「それはよかった。」
愚妻「ホントにおいしいよ。あなた食べないの。」
愚夫「うん、僕は別のもの食べる。もうチーズ・ハムそれだけしか残ってないから。」
愚妻「えっ、じゃ半分っこする?」
愚夫「ううん、いらない。」
愚妻「どうして?」
愚夫「だって、それ賞味期限とっくに過ぎてるもん。」


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