DOTFAMILYの平和な日々
DiaryINDEX|past|will
| 2010年06月20日(日) |
DOTFATERのプロジェクト: 父の日 |
本日は父の日である。
ダンナの家族は何かと言えば集まる。が、子供たちが大きくなるにつれ、それぞれが忙しくなり、集まる機会が減った。ダンナの弟の息子は独立して一人で暮らしているし、娘は結婚した。妹の長男は大学へ行くために他の州に住んでいる。次男と長女はまだ高校生だが、2人とも様々な活動をしているので週末も忙しい。ま、若者が忙しいというのは普通だと思う。週末用事もなく家でボーっとしている方が悲しい。
さて、家族が集まるとなると、料理を持ち寄りで誰かの家に集まる。感謝祭は弟の家、クリスマスは妹の家、お正月は我が家、と決まっているが、その他は決まっていないので、誰かが予定をたてなくてはならない。これまでは、妹と弟の奥さんと私が話し合って決めていた。(というか、妹と弟の奥さんが決めて私がそれの従っていた。)が、ダンナが暇になったので、今回は自分が動いてやろうという気になったようである。しかしダンナは自分の家族がどのように機能するのかがわかっていない。そりゃそうだ。これまで何もせずに決まった所に行くだけだった人が、突然企画に参加しようとしても、無理というものである・・・それが例え自分の家族であっても。
さて、季節労働者の私にとって、夏と冬は稼ぎ時である。この夏も5月31日からは休み無く毎日働いている。土日も祭日も無い。クリスマスやお正月(1月1日のみ)などの大きな祭日は、クライアント側が休みなので、私も仕事が無いが、父の日のような祭日ですら無い日はクライアント側が働いているので、私だって仕事をする。パートのおばさんにとって、仕事があるというのは有難いことなので、「父の日だから休みます!」なんて自分勝手なことは言わない。仮に言ったとしたら・・・快く承諾してくれる。が、個人で仕事をしているといってもチームの一人として働いているのだから、私が休めば他のメンバーに負担がかかる。私がやる分の仕事は他の人がやるのだ。(実際他の人達は「いつ寝てるの?」と思う位、いつも働いている。)もちろん、どうしても外せない用というのは誰にでもある。週末というものが無いのだから、当然ある。そういう時はお互い様だから、「〇〇日は〇〇のために休みます。」と言えば快く承諾してくれる。皆、余程の事でないと休まない、と信じきっているのである。
話を戻して・・・ダンナは1週間位前から父の日のイベントの計画を始めたようである。まず、一番身近な私に予定を聞いてきた。
愚夫「父の日、何時くらいだったら行ける?」 愚妻「日曜日は皆さんの出勤が遅いから、どこかのレストランでブランチなら参加出来る。2時か3時頃から仕事始めても大丈夫だから・・・多分。」
次にダンナは父親に電話をかけて、父の日に何がしたいか何処か行きたいところがあるか、と聞く。が、ダンナの父は90歳を過ぎた老人である。この歳になると普通は皆が祝ってくれる場所に誰かに連れて行ってもらって、そこで、楽しくお食事する、というのが普通だと思う。父の日とは言え、何がしたいかとか何処か行きたいところがあるか、とかそういう計画に関する質問をされても困る。若い頃はともかく、最近はずっと誰かが計画したイベントに誰かが連れて行く・・・というパターンだったのである。だから返事は・・・
「まだ、誰からも何も聞いていないからわからん。」 「だから、聞いてるんじゃないか!」
会話になりませんな。
そこで、妹に電話をする。
「今度の父の日だけど・・・」 「どうするの?」 「それを聞いてるんじゃないか!」
そもそも、企画とは企画者が何かを提案し、それを皆の意見を聞きながら調整していくものではないだろうか?一人でやるプロジェクトの場合は良いが、家族のイベントとなると、特にダンナの家族のイベントの場合は、誰かがまず提案をし、話し合いながら少しずつ調整していく。家族の場合、子供の成長と共にスケジュールが変わっていくので、毎年同じパターンという訳にはいかない。臨機応変に対応しなくてはならないのだ。それを何も提案せずに「どうしよう?」では話は進まない。まず、自分の意見をはっきりと伝え、その上で相手の意見を聞く。それが基本だろう?結果・・・
「誰も何も言わないから、計画がたてられない。」
皆はダンナが企画すると思っているから無いも言わない。提案があるのを待っている。ダンナは自分が企画すると言ったのだから、皆がそれぞれ計画を立てて自分に言ってくるのを待っている。皆の意見を聞いた上で調整をしようと思っている。だから一度電話をしたら、それ以降は自分からは電話をしない。自分が計画を立ててやろうと言っているのだから、皆はそれぞれのプランをダンナに報告しなければならない、と思っているらしい・・・何様だ?
私は仕事が忙しい。ダンナの弟夫婦は予定が入っていて参加できない。妹は、家族の世話を立派にやりながら、パートで働き、とにかく全然止まらずに起きてから寝るまで忙しく動いていて、夜ベッドに倒れた途端、眠りにつく、という実にエネルギッシュな人なのだ。ダンナが父の日の計画をする、と言ったからには、その件はダンナに任せて、自分から電話をかけてくるような人ではない。そんな時間は彼女には無い。という訳で何も決まらないまま時は流れる・・・
前日の夜になってダンナの妹から電話がかかってきた。
「家でBBQやるから、お昼頃両親を家に連れてきて。」
要するに、ダンナの妹が全てを計画して買物して準備することにしたのである。ま、ダンナの家族内での彼女の役割は『被害者』であるから、仕方なかろう。ちなみに私の役割は『傍観者』である。『加害者』は他になる。
愚夫「明日、妹の家で昼頃からBBQだって。」 愚妻「妹の家に行ったら、2時3時には帰って来れないから、私は行けない。」
・・・ダンナは物凄〜く不機嫌になった。一年で最も大切な日である『父の日』のイベントに私が参加しないなんて信じられない!と言わんばかりである。
ダンナの妹の家族は全員キリスト教である。日曜日の朝は教会へ行く。その後、BBQの材料を買いに行って、下準備を始めるのが早くて12時頃、食事は2時か3時に始まる、という事は考えなくてもわかる。だから、普通は日曜日に集まる時は3時頃に集まる。が、私が「日曜日のブランチなら行ける言っている」とダンナが主張したためにお昼頃から、という事になったらしい。「2時か3時に仕事を始めれば良いから。」という部分は完全に抜けている。
そういう場合は、妹に電話をして、私はどっちみち行けないから始める時間を遅くしてはどうか?と提案するんじゃないのかい?が、ダンナはそういう事はしない。妹が日曜日のお昼頃に準備をするために、どれだけ忙しい思いをしなくてはならないか、なんぞは全く考えないのだ。
なんて、愚痴を書く位なら前がやれば・・・って?
私は数年前に色々あってダンナの家族のイベントの企画には一切手を出さないことにした。決まったイベントには対しては文句を言わずに決まりに従う。参加できる時は参加するが、出来ない時は無理をしない。(結婚式や葬式は絶対参加する。)自分がやりたいイベント(とお正月)は、自分全部決めて皆に伝える。伝えたことが守られないという事はあらかじめ予定に入れておき、他の人はその場にやって来るだけで良いような計画をたてる。そうでもしない事にはダンナの家族とは上手くやっていけない。長年かけて「あの人はそういう人だから・・・」と思ってもらえるようになったのだ。ここでボランティアを始めるわけにはいかない!
さて、ダンナは11時頃一人で両親を迎えに行った。(愚息は柔術へ。)手ぶらで妹の家に行くのも何だからと思ったらしく、途中でケーキを買って行ったそうである。が、ダンナは甘い物は食べないので、どのケーキが美味しいかなんて全然わからない・・・美味しくなくて誰も食べなかったんだって。
そして、本日は珍しく仕事が全くなかった・・・実に平和な父の日を過ごさせて頂いた。
|