DOTFAMILYの平和な日々
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小学5年生の時、N進法というのを習った。その時、先生がコンピュータは電気のオンとオフ、つまり0と1を使うと説明して下さった。人間はその0と1を使ってコンピュータとお話をする。だからN進法、特に2進法を学ぶことはとても大切だ、ということだった。小さな頃から人の話は素直に信じるタイプだった私は「そうか2進法は大切なのか」と真面目に勉強した。だから今でも10進法を2進法に直すことは簡単にできる。いや、2進法だけでなく3進法だって4進法だってできる。がN進法を10進法に直せたところでコンピュータとお話しすることはできない。そしてその後、私の人生はコンピュータとお話をする必要なく進んで行くのだが・・・
私は小学生の頃、バスで学校に通っていた。で、学校の近くのバス停の前(後ろ?)はNECの支社ビルがド〜ンと建っていた。ビルの1階は前面ガラス張りで、中には大型冷蔵庫も真っ青というサイズのコンピュータがズラリと並んでいた。バスを待つ間、それを眺めながら「そうか、ここで働いている人は0と1を使ってコンピュータとお話をしているのだなぁ」と思っていた。
中学生の頃、やたらコンピュータの話をしていたクラスメイトがいた。私にも熱心に説明してくれたのだが、何のことかさっぱりわからなかった。きっと彼は今頃コンピュータの権威になっていることだろう。(なってるよね、S田君。)当時の私はアルファベット26文字を使ってアメリカ人とお話をすることすら不可能に思えたので(今でも思ってるけど)、0と1だけを使ってコンピュータとお話をするなんぞは神業としか思えなかったのである。
それから、ん十年の歳月が過ぎた今の今まで、私はコンピュータ・プログラマーさん達は0と1だけを使ってプログラムを作っているものだと信じていた。いやぁ、世の中にはもの凄く頭が良い人がたくさんいるもんだなぁ、と感心していたのだ。
全然違うじゃないか!!!
Visual BasicやJavaは無理だとしても、COBOLやBASICはもう使われていたはずだぞ、私が小学5年生の頃は!0と1だけを使ってプログラムを書いていたのは1940年代だそうじゃないか!50年代で既にアセンブリー・ランゲージを使ってたって習ったぞ!私が生まれる前だぞ、それは!!!
小学校の頃に習ったことというのは案外一生忘れないものなのである。だから、嘘を教えるのは止めてね。
という訳で、プログラマーの皆様が神様に思えなくなってしまった今日この頃である。
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