DOTFAMILYの平和な日々
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| 2003年01月03日(金) |
カーニバルがやって来る |
「カーニバルがやってくる」というタイトルだったのか、文中にそういう言葉が出てきたのか忘れてしまったが、子供の頃この一文に出会って実に不思議な気がしたものである。カーニバルとはこちらが出かけて行くものではないのかい?カーニバルがやって来るんかい?その後、カーニバルとは『移動式遊園地』のことだとわかったが、どうもすっきりしなかった。そもそも『移動式遊園地』とは何だい?観覧車やくるくる回るティーカップのある小規模の南公園の遊園地(ローカルすぎる?)のようなものでも、移動するとなると大変なのではないだろうか?という訳で、全然イメージできなかった。
という疑問はアメリカに来てすぐに解決した。これがやって来るんだなぁ、本当に。公園の一角、あるいはショッピング・モールの駐車場に、ある日突然遊園地が現れる。サーカスがやって来るような感じでカーニバルもやって来てしまうのだ。そう考えればそれ程奇妙なことでもないのだが、私にとっては一種のカルチャー・ショックであった。
もちろん移動式簡易遊園地であるから、マジック・マウンテンにあるような過激な乗り物はない。小さなお子様用という感じである。愚息が小さな頃、何度か連れていったことがあるのだが、彼はそういう物に興味を示さなかったので、すぐに止めてしまった。が、子供連れだけでなく、若者達も友達と一緒に来たりしていた。
で、そのカーニバルが今、家の近くに来ている。(割としょっちゅう来る。)先日、愚息が友人達と行って来た。ディズニーランドを含め、そういうものには一切興味がないと思っていたのだが、そこはほれ、友人と一緒だと話は別である。が、帰って来た愚息に「おもしろかった?」と聞いてみたら、「おもしろくねぇよ、あんなもん!」と返事が帰って来た。「子供の乗り物ばかりだもんね、君達には幼稚すぎるよね。」と言うと・・・ 「ちがうよ。恐いんだよ!」
観覧車に乗ったそうである。小さな観覧車ではあるが、ぶら下がっているゴンドラがまた小さくてシンプル。ドアも壁もない、座席に手すりがついている程度の物である。しかも、風もないのによく揺れる。
「立つな!立つなって書いてあるだろうが!」 「動くな!揺れるじゃねぇか!」 「じっとしてろ!しゃべるな!息するな!」 乗ってる間中、彼は一緒に乗った友人達に怒鳴りっぱなしだったそうである。
遊園地に行く時、こういう物凄い臆病者が一人いると実に盛り上がるものである。(本人は迷惑だろうけどさ。)
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