DOTFAMILYの平和な日々
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| 2002年05月25日(土) |
今時の若者2:留学生編 |
昔々、私がまだOLをやっていた頃・・・ 巷には日本からの留学生が溢れていた。 彼らは親の金を使って青春を謳歌していた。 当時はまだ愚息が生まれていなかったんで、子無しの気軽さで夜外出することも多かった。 そこで友人宅に溜まっている留学生(というより遊学生)の姿を良く見かけた。 彼らはなんでもアリである。 ドラッグ、セックス、ロックンロールの世界である。 実は・・・私は酒は飲めないしドラッグはやらない。 しかもその頃すでに結婚していた。 だからそういう場所に長居はしたことがないので内部事情はわからない。 が、「わぁ〜お!」の世界であった。 個人的に話してみるとそれほどひどい子達ではなかったのだが(中には「そりゃ犯罪だ!」と言いたくなるのもいたけど)、彼らに対する非難の声も大きかった。
しかし、留学生全員がそうなのではない。 特にバブルがはじけてからの留学生は真面目派が主流になっていったようである。 その真面目な留学生さん達・・・彼らがまた凄いんだ、これが。
「ベッドで寝たことなんてないですよ。アパートに帰って机に向って・・・気が付いたら朝です。」 「アメリカに来てまで日本人同士で固まるなって言われるけど、分厚いテキストを一週間で何冊も読まなきゃいけないんだから、日本人同士協力して読まなきゃついていけませんよ。」 その勉強量たるや、日本の受験生真っ青である。 そりゃそうだろうな、外国語で勉強するんだから。 しかし、彼ら、気合が入っている。
もちろん、昔から真面目な留学生はいた。 しかし、私が彼らに出会うチャンスがなかったのだ。 日本の女子高生が全員援助交際をしているわけではないのと同じで、留学生全員が遊びまくっているわけではないのである。 ただただ、極一部の留学生の壮絶な遊びかたら目立っていただけなのだ。 何しろ、真面目な留学生達はキャンパスか図書館にしか出没しないのである。
こういう若者を見ると、日本の将来は明るいではないか!と安心してしまうのであった。 皆さん、頑張ってね!
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