DOTFAMILYの平和な日々
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もうすでにホームページに書いたような気がしないでもないのだが・・・ 毎年『母の日』になると愚息に聞かせる話がある。 思い出話ではあるのだが、私が子供の頃の話ではない。 愚息にまつわる母の日の思い出である。
愚息が幼稚園に通っていた頃のこと。 愚息はとにかく座って何かをやるということが苦手だった。 黙ってじっと座っていられるのは食事の時とビデオゲームをやっている時だけだった・・・って全然今と変わっとらんな。 苦手なだけなら良いのだが、我慢の無い子だったので、嫌いなことはしなかった。 という訳で、お絵かきだの図工だの、作品を作ってきたことがなかった。 迎えに行くと、他所のお子様達は自分が作った作品を手に嬉しそうに親の元へ駆けていく。
“Look what I made today.” “Wow, that’s great!” “I made this for you!” “Thank you. I’m very proud of you”
こういう会話がやってみたかったなぁ。
さて、母の日の前の金曜日、愚息の幼稚園ではプレゼント用のクッキーを作ったそうである。 愚息を迎えに行くと先生から「いつもは何にもしないで外で走り回ってるだけなのに、今日は自分から作るって言ったんですよ。とっても良い子に皆と一緒にクッキーを作りました。」と言われた。 “Wow! I’m very proud of you!”の世界だ! で、愚息はどこ? 「あれ、さっきまでいたんだけど・・・」と先生。
やっと探し当てた愚息は、教室できちんとテーブルに座って焼きたてのクッキーをお行儀良く食べていたのであった。
Happy Mother’s Day!
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