自慢じゃないがくるぶし地元には高速道路がありません。(ホントに自慢じゃないな)
もちろん免許をとる時に高速教習なんてなかったし、(今はどうしているのやら)
国道は高速並みのスピードでみんなぶっ飛ばしてます(苦笑)
さて、そんな田舎で育ったくるぶしが、
免許をとって高速デビューをするには随分と時間がかかりました。
専門学校に進学して、仙台で生活をはじめたころは、
免許はあるけど車がない状態です。(貧乏だから車を買うなんて考えもしなかった)
専門学校を卒業し、あやしい仕事をはじめたくるぶしは
早速念願の車を買いました・・・・・・・が。
その車はいわゆるカスタムカーと言うぺたぺたのトラック。
高速走行どころか長時間運転も厳しい代物(苦笑)
そんなわけでしばらく高速とは縁のない生活を送っているうちに
くるぶしはフリーターになり、金とも縁のない生活になってしまいました。
そんな時、2代目の車にチェンジ。(よく金があったもんだ)
この車はばっちり高速走行可能です。
しかし、高速料金が手元にありません(涙)
「別にしょっちゅー遠くに行くわけでもないし、下道(国道)でも十分行けるし。」
とつぶやいていたある日。
バイト先で仲良くなった大学生の男の子2人と
日曜日、バイトをさぼって競馬に行くことになりました。
当時、宮城県には場外馬券売り場がなかったんで(今もないのか?)
はるばる福島まで遠征にいくことに。
くるぶしが車を出し、行きはもちろん下道です。
「さーーー、気合入れるかっ!!!」
競馬場についた途端、
芝生の上に座り込み、ビールと赤ボールペン、競馬新聞片手に
予想をたてていく3人(オヤジかよ)。
全レースが終わった時、男の子の1人はうはうは、
もう1人は号泣モード、
くるぶしは 「ん?何か欲しいものがあるなら言ってみ??」状態になってました。
とりあえずパチンコと競馬に勝った時は焼肉だよな、と言いつつ
目に付いた焼肉屋に入り、ぱくぱく食べだす3人。
号泣モードの男の子が「仙台に戻って、負けた分を取り返すべくスロットを打ちにいく!」
と言い出し、
「じゃあうちらは今日勝った分を軍資金にしてまた増やそうかな、いひひっ。」
などと盛り上がってました。
その時ふと時計を見るとすでに午後6時すぎ。
「やべっ!日曜日だからうちのヤツ(当時の同棲相手)仕事から帰ってくるの早いんだっ!
バイトさぼって競馬に行ってたなんてバレたら
俺も行きたかったのにっ!と
大騒ぎするに決まってる!!!!!!!!」
慌てて車に乗り込む3人。
「下道で帰ってたら間にあわねぇ〜〜〜!!!!」と
はじめて高速に乗りました。
「さーーーー金払う分、飛ばすぞっ!!!!!!!」
福島から仙台にある当時のアパートまで
30分でたどり着きました。
高速デビューと言うよりも
暴走デビューです。
・・・・よく捕まらなかったなぁ・・。
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