随分前のニッキで

「くるぶし地元の茶碗蒸しには栗の甘露煮が入る。

栗が入らない茶碗蒸しなんてっ！

しかし、ダンナは栗が入ってる茶碗蒸しは絶対認めない。」

という内容を書いたことがあった・・・と思います。

くるぶしは北海道出身、かたやダンナは広島県出身。

食べ物が大きく違うのは当たり前の話なんですが。

（実際、お雑煮やおせち料理なんて全然違う。

そもそも味付けの仕方が違ったりする。）


実はまだあった。

しかもこの場合、くるぶしですら

「うん・・・これは正しくないと思う・・・・。」

と言ってしまう物体。それは一体何か？？？？？？？




６年以上前。

ダンナは仕事の都合でくるぶし地元に引っ越してきました。

地元の営業所での初日。

昼休みが近づいてくると女子社員が席の近くにやってきました。

「○○さん、お昼ごはん、出前を頼みますけど、どうしますか？？？」

「あ、お願いします。」

「何にします？？」

「んー。よく種類がわからないから一緒のものでいいや。」

「え？一緒のものですか？ミートソースですけど。」

「あ、うん。それでいいよ。」


スパゲティーか〜。

どう考えても俺の胃袋には足りない量だろうなぁ。

と思いつつもおとなしく待っているダンナ。

昼休みに入るころ、出前を持ったおばちゃんがやってきました。

「どうぞ、○○さん。」

「あ、どうもありがとう。」


ん？？？なんだこれ。

受け取ったものは

ジュージュー音がしている
鉄板。

アルミホイルでふたをしているんで中身はまだ見えません。

ステーキか？？

いや・・・さっきミートソースって言ってたよなぁ・・・。

おそるおそるふたを取ってみると、

熱々のミートソース登場。

ふ・普通スパゲティって皿にのっかってるもんじゃないのか！？

なぜ鉄板！？

びびりながらも食べ始めるダンナ。

スパゲティーは炒めてあるようで、ちょっと油っこいです・・・。

（しかも麺も太い。間違ってもパスタなどとは言えない代物。）



出前を頼んだここの店が独自の鉄板サービス（？）なのかも、

と思ったダンナでしたが、甘かった。

行く店、行く店、鉄板にのっかって出てくるスパゲティー。

「普通に皿に盛られたパスタが食いたい！！！！！」と叫ぶダンナ。

そ・そうだね。

この『鉄板スパゲティー』は普通じゃないよね（苦笑）



しかし。

地元を離れて３年半以上たったくるぶし。

時々あのヘンなスパゲティーが食べたくなります。

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