彼女は飛び起きました。 時計は午前8時半をすぎたところ。 いつもだったら職場にむかうバスの中で 関西に生息しているひま主婦にメールを打ってるころです。 始業は9時から。
『やっべぇえええええええっ!!!!!!!!』 顔を洗って着替えたのみで外に飛び出しました。 いいトシになる女がスッピンで髪もぼさぼさな状態で出勤です。 ・・・起きてから5分もたってないからしょうがないか。
『目覚ましも3個セットしておいたし、 夜勤のダンナにモーニングコールも頼んでおいたのにっ!!!!!』
大通りにむかって猛ダッシュをしながら彼女は思いました。 ちなみに目覚ましや電話ごときで熟睡状態の彼女が起きるはずがないことは ダンナも友人もわかりきっている事実です。(本人だけが気がついていない)
運よく空車のタクシーをみつけ乗ることができました。 多分タクシーの運転手さんは鬼気迫る女が走ってくるのを見て 命の危険を感じたと思います。
『ぜぇっぜぇっぜぇっぜぇっ・・・・・・』 昔はこれくらいのダッシュで息なんて切れなかったのに・・・。 あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっっっっ!!もうっ!!! どーしてこんなことになったんだ!?←おまえが起きれなかったからだろ。 そういや関西のひま主婦も 昔、大寝坊をぶっこいて(当時20歳)会社からの電話で飛び起きたことあった って言ってたことあったっけ。 あいつは高校の時も遅刻の女王だったからな〜。 そのくせヘンなところでちゃっかりしてるから単位も落とさないでさ〜。 あたしは毎朝ちゃりで暴走してたのによ〜〜〜。 ・・ってかなんでこんなあせっている時に あいつのことばかり思い出してるんだ、あたしはっ! ちくしょー、このハナシをしたらまた笑われるだろうな〜。
笑いました。当然です。
結局10分の遅刻で職場についたそうです。 やさしいおじさん(上司だ)が見逃してくれたようなんで とりあえずセーーーーーフだったらしいですが しばらくは夜更かしと深酒は厳禁な日々になるでしょうね。 よかったな、T。←名前を出すまでもなかったか?(笑)
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