さきのダンナは広島県の某田舎町出身です。 広島市内で1年間、浪人生活を送ったあと 東京の某大学に進学し、(ぎりぎり)4年間で卒業した後、 関西の某会社に就職して働いていました。
大学4年間は一応関東にいたものの 根っからの西日本人間(どんな人間なんだというツッコミは却下)です。
そんな西日本人間のダンナがある日突然たった1枚の「辞令」のせいで 北海道の辺境の町(笑)に引っ越すはめになりました。 そう、そこはお魚のおいしいさきの地元です。
ダンナにはいろいろカルチャーショックなことが多かったみたいです。 わけのわからん言葉、 ヘンな距離感覚(北海道は広いんで移動は100キロ単位なのだ)・・・・。 そしてやたらと気の強い女(さきとも言う)。
たいていのことに慣れ始めちょっとのことでは驚かなくなったダンナですが スーパーで買ったあるモノにまたも驚くことになりました。
それはさきが働いていて残業しまくっていた時のこと。 ダンナの方が帰るのが早いので スーパーに行って惣菜とかを買い込んでいました。
「久しぶりに茶碗むしが食べたいな〜」 とダンナは出来合いの茶碗むしを2個購入。 ルンルン気分でアパートに帰り、ごはんを食べ始めました。
どれどれこの茶碗むしはおいしいかな・・・ぱくり。
残業を終えてさきが帰ってくると ダンナがなぜか「むーーーっ。」という顔をしています。
「あ、ごはんがある、ありがとう。」といい終わる前に。
「さき、なんで茶碗むしが甘いんだ!? なんで栗が入ってるんだ!?」 ※この場合の「栗」は瓶詰めの栗です。 甘露煮と言うのかな?
「へ?」
「オレ、こんな茶碗むし食ったのはじめてだっ!!!! ここのメーカーが悪いのか???」
「・・・・・・・・・・・。 茶碗むしに栗が入ってるのは当たり前だけど。」
「は〜????」
「何いってんの。 栗の入ってない茶碗むしなんて物足りないでしょ。」
「バカ言えっ!甘い茶碗むしなんて気持ち悪いわっ!」
※両者平行線のまま、現在もこの論争は我が家で続いています。
ちなみに。 地元の友達は「もちろん栗は入れる」と言いますが 他の地域はどうなんだろう?と思って 少ない友達&ネットでお世話になっている方々に聞いてみました。
入れないが圧倒的多数(涙)
ううう、くやしい・・・。 さきの友達(東北)は入れると言っていたんで ぎりぎり東北までが「栗・南限地帯」ってとこなんでしょうか。 (東京は入らないらしい。BY「T」のダンナ。)
当然この結果をダンナに言うと 「ほ〜〜れ、オレの方が正しいんじゃい」と調子にのるんで 絶対言いません。
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