日記在庫整理 その2 |
日記在庫整理つづき
■「ひゃくはち」not 恋 2008年09月02日23:26
9月に入って時間がぽちぽち取れるようになったんで、やっと映画「ひゃくはち」を見てきました。
わしは甲子園だと公立校に勝ちあがって欲しいので、私立の強豪校は好きではないのですよ。横浜とか横浜とか横浜とかな。 部員100名以上のとこや、野球留学生ばっかのとこなんて強くて当然だから、応援せんでもいいだろう、と思ってしまうのです。 でも熱闘甲子園で好きなエピソードはたいてい「ベンチにすら入れないキャプテン」や「伝令係の子が9回ウラ2アウトん時に泣きながら叫ぶシーン」や「マネージャーの夏」系なんですけど。 矛盾してますな。
で、この映画はまさにそういう補欠の映画なんだが(しかもモデルとしているのはわしが嫌いな横浜高校)、ものすごくおもしろかった!試合シーンがほぼなくて、練習してるかタバコ吸ってるか合コンしてるかふざけあってるか、ばかりなのがイイ。 練習シーンは映画「キャプテン」以上にあったわい。 こういう映画にありがちな恋モヤモヤが全然なかったのも爽快であった。恋ではなくもっとダイレクトに性欲!だったから。そこがホントによかった。
と、書いてますがもちろんわしは号泣しましたよ。 途中からが目が離せない展開で、胸が詰まりました。 高校ん時、一番仲良かった友達と、廊下で怒鳴りあいのケンカしたこととか思い出したわい。で知らぬ間に元戻ったりなどを。
ちなみに主題歌が湘南乃風で、湘南乃風かー、つらいなーと思ってたのだけど、いやー湘南乃風乗り越えてよかったわー。いい映画を見た。 熱闘甲子園の「負けた高校の生徒たちがホテルでの食事でふざけまくってる場面」が好きな人は必見。
■頭の中の血ゴム 2008年09月08日13:15
わしの父が泥酔して路上で頭打ってK察に保護されて、それを引き取りに行ったという話を7月頭くらいにここにも書きましたが、 なんかいまさら症状が出ましたよ。
二、三日、釣り旅行行ってきて帰ってきたらなんだかヨイヨイになってて、すべての行動がやたらのろいなあと思ってたら、 硬膜下血腫だって。 緊急手術して入院だそうで、まーびっくらこきました。
なんとか膜下と聞いて、ものすごく大変なことになるんでは?と思ったのだけど、局部麻酔での手術だし、手術終わってすぐなのに意識あって話せてるし、自分の体よりも「植木に水やってくれ」とか「金魚の水変えてくれ」とか心配してるし。(彼の生き甲斐は酒と魚と植木とプラモデル) あとタヒチに行く旅行はキャンセルしないと言い張ってました。しろよ。
まあ命に別状はないようだし、すぐに復活するみたいなんでいいのだけれど、酒癖の悪さはホントによくないなあとまた思いました。
■オトコの隠れ家は必要なものなのか 2008年09月11日11:42
父が倒れて入院しておるので、 「高円寺の家の植木にも水をやってほしい」 と言うてました。 そんなに植木が大事か。
つうわけで高円寺の家(現在、ばあちゃんはホームに入ってるので実質上空き家。 父が週二回行ってた)に行ったのですが、 久々に中入ってたまげたよ。 完全に隠れ家。 高円寺の家は駄菓子屋やってたのだけど、 店スペースのところに鉢と園芸肥料と用土がモリモリ。 ここで鉢に土を盛り込んでいたらしい。 そして二階にはプラモデル専用部屋が! 塗料揃えっぷりがハンパない。プラモデルやりやすいように椅子や机がカスタマイズされとるし。 戦闘機の数が異常に増えとるし。 こっそりと最新型コンポまで買ってるし、知らんがCDの数もものすごいことになってた。 (全部50年代くらいのやつばっか) で、こっちにも金魚がいて、自動エサやり機までつけてやんの。 エサの量が「最少」にセットされていたのはセコいと思ったが。
なんか高円寺の家の話をすると(空き家だから使ってもいいかと)、 異常にその話を避けたがる/諦めさせたがるなあと思っていたのだけど、 こういうことだったのか。 自分の自由空間を侵されるのを恐れていたのね・・・ いろんなことを納得いたしました。
しかし、人を愛せない/モノ(趣味)しか愛せない人てのは こういうスペース(なんびとにも触れさせたくない領域)がないと 生きてけないものなんでしょうか。 こういうところに逃げ込むことでバランスを取るのだろうけど。 いや、ちょっと違うか。 逃げる場所がある、ってことでバランスを取っているんだろう。 って、そもそも ものすごく酒飲みに行ってるし(路上で転倒して頭打つほど) 釣り旅行なんてのもしょっちゅう行ってるし(入院する前日も行ってた) 十分家にいる時間短いと思うのだけれど、 さらに趣味部屋に週二回行ってるって どんだけ家が嫌いなのかと。 人と一緒に生きていくのがしんどいのだろうなー。 生きづらいのだろうなー。
なんにせよ、こんだけ趣味に生きていて よく人の親になれたよなー。 と、思った。 まるで他人事のように。 わしの親なんだけどさ。
あ、そういえばわしも飲みに行きすぎだし出張だの旅行だので家空けてばかりいたのだった。 家が嫌いなのは遺伝なんかなー。
■ラスイチ 2008年09月18日18:40
明日で会社卒業ですよー
いやあ、ここ数カ月はあっという間でした。もう一日しかないのだよなー。6年半の在籍があと一日で終わりかー。いろいろ感慨深い。 んで、今日はそのなかでも一番関わったお客さんに挨拶回りでさいたま新都心→新宿ツアー。久々パンプス履いたので足がいてえ。
お客さんに辞めたあとどーすんですか、と聞かれましたが、旅に出ますよーと応えた。 あーこれからは長い旅だよなー。どこに行くかはその時次第ですわ。
■グランドフィナーレ 2008年09月20日06:05
つうわけで本日、最終出社→送別会でございました。 退職ってやること多いナー。あちこち駆け回っておったり、身辺整理ギリギリまでかかったり。まだメールも出しきれてないしなー。
それでもせっかく開いてもらった送別会。一次会、二次会と続けて大勢の人々が集まってくださって、大阪異動した後輩や辞めた人々も駆け付けてくださって、ありがたかったですよ! わしは普段幹事をやる側なんで、自分が主賓てのに慣れてなくてソワソワしっぱなしでした。 いやー。しかし朝5時まで15人くらい残って、阿鼻叫喚カラオケはおもろかったなー。普段残らないメンツも結構いて、最高でした。
なんつうか、退職というよりは卒業だと思ってましたが、これは自立なんだな、と思った。 頂いた色紙にも「お姉ちゃん」「アニキ」と書いてあったり、先輩に「妹」「弟」と言われ、元上司には「娘を嫁に出す気分だー」と言われたり。元社長も来てくれて、「成長を最後まで見届けたかったのだよ」と嬉しいお言葉。 あーあらためて、この会社の人々は家族なんだなーと実感しましたよ。 だからこそ寂しくないのだよな。いや、ちょっと寂しいけど。でも、ずっと繋がっていけるのをわかっているからなー。大丈夫なんだよなー。
というわけで素敵な花束やプレゼント(ガルシアマルケス2つも!)をいただいて、色紙もでかいのもらって、ホントにありがとうございました。 いやーわしゃ果報者であるよ。いい人たちに恵まれてよかったよかった。
■リセットしたら繰り返した 2008年09月25日15:48
いろいろとカタがつきましたので、那覇に来ております。 あ、ちょっと違うな。正解な言い方すると、那覇に来ていろんなことがリセットされました。 つーわけで、昨日は久しぶりな方々に会って愉しく話して飲酒。なんつうか、すがすがしい一日であったよ。
というわけで、今日はこまごまとしたことをやってたら、この暑い那覇であるのに、どうしてもニット帽が欲しくなって炎天下の那覇をうろうろ。何個かニット帽あったけど、イマイチ欲しい形・色がなくて新都心たどり着いたとこで出会ったニット帽が! これは! わしが2007年1月にまさしく同じ場所で買ったニット帽と同じ形!同じ紫色!
前に買ったニット帽は、買ったその日、栄町で泥酔して忘れてってしまって、そのまま石垣行って、那覇戻ってきて再び取り戻したのだった。このニット帽忘れなかったら、出会ってなかった人たちもいるくらい、思い出の品なのでした。 それから1年以上愛用してたのだけど、今年3月くらいに上のポンポンが取れてしまって、役目を終えたのだよね。 時期的にももうニット帽いらん季節になってたので、まーしゃあないと思って捨てたのだけど。
それがまた売ってるとは!
いや、ホントは黒いニット帽があったら買おうと思ってたんだが、あいにく黒は置いてないという。なんか、たかだか帽子なんだけど、また巡り逢えた!というかんじだ。 正直、今の今までこのニット帽のこと忘れてたけどね。いやー不思議なことがあるもんだ。 人生て同じ場面が繰り返すことがあるのねー。 今度はポンポン取れないように大事にかぶろう。
しかし那覇暑すぎる! 軽く熱射病気味。頭いてえ。これはキケンなんでおとなしく横になっとこう。ニット帽被ってる場合じゃない。 明日は海行ってくるどー!
■八つ墓海 2008年09月26日19:55
昨日は4時まで呑んで、今日は朝9時から海へGO! 2時間以上走ってたどり着いた古宇利島で、アホみたいにはしゃいでおりました。 八つ墓村の練習したり。 岩にへばりついて、流されてきた死体やったり。 マドンナのチェリッシュ風ポーズ研究したり。
当方、あと一週間弱で29ですけどね。
(注:この日記で言ってる八つ墓村てのは犬神家の一族のことでした)
■フー! 2008年11月19日21:45
いやあ、12000円高いとかなんとか言ってたけど、行ってヨカタわー。 思うところあって、不覚にも号泣したし。ババオライリィで。 12000円払ったのに、泣き崩れてたもんで立ち上がったのはアンコールらへんだけだったけど。 いやあ、甘ちょろいノスタルジーに浸らせない曲順つか曲構成にも感銘を受けました。 こまかい感想はまたあとで。 ロジャー・ダルトリーが、老いてるのに妙に若々しくて、なんか生々しいなあ、エロいなあ、と思った。ちびマッチョだからだよねきっと。
長くなった。また続く
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2009年04月21日(火)
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