股・戯れ言
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やめ記

最近のもろもろ

■おわりに向かって、仕事がアホのように忙しいです。
 最後の最後で悔し涙を公衆の面前でビービー流してしまうほど。
 みっともないとかそういうところを超えた。

■全国行脚もおしまい。
 ファイナル出張三連荘は、偶然にも、結構縁のある土地が並びました。
 もう終わったのだけど、これらの話はいずれ書く。書くことができるなら。

■記憶がすぐに飛ぶ。
 酒を飲んで記憶なくす、ではなく、5分前の出来事、昨日の出来事が思い出せない。
 電車に乗ると、どこに切符をしまったのかが思い出せない。
 なんか若年性なんとかな気がしてきた。
 ああ、こうやっていろんなことを忘れていくのか。

■甲子園
 今年はベスト16からの賭けでした。
 全然ダメ。大阪桐蔭なんてカタすぎる。
 あと常葉菊川みたいな継投系の高校はあまり好きではないので。
 宮崎商のピッチャーが大変すばらしかったので、勝ち進んでもらいたかった。
 残念無念。
 あと浦添商と千葉経大の試合は素晴らしかった。浦添商はよかったなー
 優勝してほしかったよ。

■読書だけが楽しみの日々
 甲子園以外だと、今年の夏は仕事してるか本読んでるかしかしてないな。
 くらい。
 呑みも例年に比べると少ないし。
 8月は5回しか呑みに行ってないな(出張中除く)
 (ちなみに参考記録→5月の呑みに行き日数:23日)
 まーとにかく毎晩遅い帰宅だし、腹の立つことややりきれないことが多すぎて駅から家まで、とかチャリンコで帰ってる間、とかついつい缶ビール買って飲み歩く(飲み漕ぎ)と言うみっともないことまでやってしもうた。もう恥も外聞もナシ。

■で、実際に読んだ本
 平野啓一郎は「決壊」読んでからみょーにはまってしまって、「顔のない裸体たち」を立て続けに読んだなあ。「あなたが、いなかった、あなた」を次に読むぞい。
 あと吉田修一。「悪人」読んでおもしろかったので、「さよなら渓谷」を。これは、週刊新潮に連載されてたときにちょいちょい読んでいたのだけれど、まとめて読んだら予想外なことに、心臓と目の奥がカッと熱くなって泣いてしまった。
「私より不幸になりなさいよ!」
 という台詞見たとたんに。
 不幸でいるために一緒に居続ける・・・そういう選択もわかる。わかり過ぎる。

■しかし、なんといっても「決壊」
 「決壊」はそーこーぬーけーに衝撃でしたよ。

 少し前に友人から
 「人間てのは480面体なんだって。そして自分で把握している面は30面くらいだから、自分からは見  えないところがいっぱいあるし、人によって見え方が全然違うものなのだよ。
  だから、ある人間と接していて、いつもと違う、とか、こんな面もあったんだ、とか気づくのは、その人に一歩踏み込んだと言うことなんだよ」
 という話をきいたのだけれど、まさにそういうことの話だった。
 外側が480面だとしたら内側も480面くらいあるんではないのか。
 そういうものであるのだから、何があっても、誰に対しても欺いていないし、自分に対しても欺いてはいないのだろう。すべてを受け入れていくって、そういうことでもあるのだな。
 そのうえで、もっとも「自分にとって」重要な真実に、とにかく誠実に生き続けること。
 が、大事だと思うのだが。

 しかし、ネットは怖いね。
 一面体のみで人を判断するってのが。
 まあ、それはネットに限った話ではないのだ。報道もそうだし。


 まあ、一番感じたことは、わし、こうやって日記書くのやめようかなーと。
 この日記を読んで、自分をいろいろと判断されていることは百も承知なのだけど、
 どこかに、これを一方的に読んで、わしに憎悪感募らせている人がいるのだよなー
 その人の存在は、わしからは見えないのだよなー
 一方的に激しい憎悪を抱かれる状況が、ちょっとしんどいな
 自分の生活や考えていることを垂れ流している自分が悪いのだけど、
 口に出して話せないような事を、こうやって書いている自分にも嫌気がさしたと言うか。
 
 自分は弱い人間なのだと思う。
 すでに、もう、こういう風に考えていることを、口に出して、近しい人に話せていない時点で、人に対して信頼がないのだ。同時に人からの信頼がないのだ。
 匿名のところで、こういうことを書くことで発散されているとこはおかしいよな。
 破綻してるわな。
 ああ、ものすごい孤独感。不安感。絶望感。


■先に進んでいるような気がしてたが、結局、すべては行き止まりなのか。
 歩けども、歩けども。
 前には全然進めない。


■あー。続けるのもしんどいが、やめるのもしんどい。
 


2008年08月28日(木)

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