ブログをヤリすぎると女はどーなるのか? |
こないだ用事があって渋谷に行ったのですが、 「ブログ始めようよ!毎日の生活が変わるよ!」 という趣旨の広告を何度か見かけました。 別に渋谷でなくても見かける広告なんだが、ブログを始めるということはイコール毎日の生活が変わるということなんだろうか。私なんぞはブログ以下の日記サイトに日記を書いているわけだが、この際ブログをやっている人とさせてもらう。 私は7年こうやってブログ(まあ日記だが)やってるけど、「毎日の生活が変わってます!」なんて実感ないけどな。むしろブログ(日記だけど)辞めたら毎日の生活が変わるのかもしれない。前回のブログ(日記なんだが)に書いたような「文章が書けない!」なんてことも考えないで済むようになるのだろうし、「会社の人とかに見られたらまずいよなー」なんて心配もしなくなるんだろうし、「こういうこと書くと『ヤツザキきもい』って言う奴がいるんだよな」「こういうこと書くと『アナタへんなこと書きすぎ』って注意されるんだろうな」なんて思わないでも済むのだろうし。 逆に言えば、今までブログやってなかった人がブログを始めたらそういう心配をするようになるから、確かに生活は変わったりするのかもしれない。けど、変わったとしてもたかがその程度だ。職が変わるわけでもない。交友関係が変わるわけでもない。毎日の生活が劇的に変化するなんてことはないのである。
しかし冒頭の「ブログ始めようよ!毎日の生活が変わるよ!」の広告が提示する「毎日の生活の変化」というのは私が言うような余計な心配をするようになる程度の変化を示しているわけではないのである。むしろ、劇的な変化のほうを示唆しているのだろう。 簡単に言えば 「ブログを書くことによってあなたも人気作家になれるかも!?」 的なことだ。 ブログを書く→読んでくれる人(読者、ファン)ができる→人気サイトとなる→書籍化→ドラマ化、ということがあるかもよ?ということな。だから、みんな!(誰だ)ブログ始めようよ!と呼びかけてるんだろう。 ねえよ。そんなの。 一般人のブログなんてそんなに皆読まないだろ。いきなり知らない人が読んで「おお!なんて面白いブログなんだ!ファンになりましたよ!面白いから皆さんに宣伝しますね!」なんて言ってくれる事はそうそうない。それはネット上の話だけでなく普段の生活でも同じことだろう。いきなり知らない人が話しかけてくるなんてことあるか?「ネットだから実現可能!」なんてことはないのです。当たり前だが。 夢開けるような言葉で煽るだけ煽ってボンボンと開設されたブログを読んでみると、「ブログ開設したことで毎日の生活に変化が訪れているんだなあこの人は」と思えるブログは9割方ない。たいていはその日の生活の記録だ。あんまり変化しない生活の。それはこの日記とて同じことであるが。
とは言ったものの、ブログ=日記を書くとなかなか面白いこともある。 日々の記録をつけるという習慣がつくから。そして、記録は記録として残るから、「2年前の自分が何をしていたのか」「4年前の自分は何を考えていたのか」「5年前の自分がいかにバカであったか」を読み返すことができるのだ。しかもそれは公衆の面前に晒されている記録なのである。隠すことも逃げることもできやしない。 私などは日記を始めて7年、web上に残っているものは2001年からであるから6年間の記録がある。 というわけで「×年前の4月11日(あるいは近い日にち)、自分は何をしていたのか/何を考えていたのか」振り返ってみるとしよう。ふりかえっての解説、および反省つき。
■2006年4月11日 「音楽す気まんまん」
2007年4月上旬、ちょうど年に一度のスタカン期が来てましたよ。一年周期であったのか。 まあもう終わったけど。 ちなみにこの素敵な御仁というのは隣の部の偉い人なんですが、CD借りたまんま返してないのがまだあったわい。早く返さねば。ちなみにAORのレコード/CDは未だに買ったことありません。 あとこの頃は「キタコレ!戯れ言」の更新がんばってたなー(遠い目)
■2005年4月8日 「モリゾープレイバック90」
私の祖父が亡くなったのが2年前の3月終わり。4月に入ってから日記に記しておいたのだった。 しかし物語調に書くということがいかに不得意であるかを日記書いたときも思ったし、読み返しても思うな。 これこそ「2年前の自分がいかにバカであったか」を知る日記だなあ。はずかしー。 こんな文章ではじいさんも浮かばれないわい。
■2004年4月8日 「ピクチャーズ・オブ・イイ♂」
この日記で一番たくさん載せている画像といえばクリス・コーネル。 どんだけ好きなのだ。どんだけ萌えさせるんだ。もう15年くらいトリコであるよ。 そういえば最近画像載せてなかったな。
あれ?歳取ったなぁ・・・まあもう43歳であるしな。でもカコイイ。ぽわーん そして大井競馬の話が載ってますね。久々にトゥインクル行きたい。
■2003年4月11日 「おまっとさんでした!」
なぜ「おまっとさんでした!」という愛川欣也的タイトルなのかというと、この日より前の一週間、HPを閉鎖していたからなのです。なぜ閉鎖していたのかは忘れたが、いろいろあってwebってめんどくせーなと思ったからだった記憶がある。 名古屋ダイヤモンドホールにて初めて赤犬を見た時の話が書いてありますな。なつかしや。 この日記を読むと2003年ってほんとに昔だなあと思う限りだ。
■2002年4月16日 「世界がもしもジョージ秋山の村だったら」
この日記を読んで一番気づいてほしいことは 「日記が短い」 ことですね。この頃はこれくらいの長さだったんだよなすべて。 タイトルと内容にあまり関連性も持たせてなかった。なつかしの時代であるよ。 あれ?なんで今、こんなに日記長く書くようになっちゃったんだろう?
いやー読み返すとほんとにお恥ずかしい。 なんでこんなものが残っているのだ!と思うことしきり。まあこれからも残っていくのだけども。 ブログを始めるとはこういうことですよ!皆さん。 しかも私の場合、最近、相棒氏がわたくしの過去ログを読んでは「こんなことが書いてあったよ」「これはなんだったワケ?」と言ってくるわけです。自分でも忘れていたことだらけで、なんという羞恥プレイかと赤面するばかりだ。 相棒氏だけでなく、わたくしの15年来の親友である姫御にも最近この日記の存在がバレてしまい、 「仕事中に股・戯れ言読んでるんだけど」 というメールが急にきて慌てたもんだ。 姫御の場合、なんでこの日記の存在を知ったのかというと 「彼氏が姫御の本名を検索したらこの日記がヒットしたから」 らしい。どんなばれ方かと。その彼氏が「ヤツザキさん(仮名)、最近大変みたいだよ」と教えてくれたそうで。「あんたの近況は股・戯れ言で知ってるわ」と姫御に告げられました。 そして極めつけはうちのイトコ(28歳170センチ、一児の母)。 うちのイトコもネットデビューをして「ブログを始めたい」というので参考までに、とこの日記の存在を教えたわけであるが、こないだ泊まりに行った時私が寝ようとしているすぐそばで
日記の音読
をされました。 「やめてよ!声に出して読まないでよ!」と何度懇願したことか。 それでも声に出して読むことをやめないうちのイトコ。「酒飲まないと性欲が高まってしょうがない」なんて音読された日にゃ。羞恥プレイどころじゃないわい。赤面じゃ済まされないわい。ハダカ写真流出ばりの危機。 ブログを始めるとはこういうですよ!皆さん!(二度目)
追記 そんなイトコがブログを始めたのですが 「巨体女のちょっぴりついてない日常。」という説明文がついてて笑った。 私のこともM子という表記で出てくるのだが、なんかM字開脚の子みたいだ。 許可がおりたらこちらにリンク貼ることにしよう。 無許可で貼るにはぶっちゃけすぎているので・・・(身内だから及び腰)
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2007年04月12日(木)
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