股・戯れ言
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泥酔石垣女子らとかけまして、ヤツザキとときます、そのココロは 後編

だいぶ日記にブランクが空いてしまいました。すんません。
先週から発熱したり親族が病院に運ばれたり仕事でズギャンと重要問題発生したりで、えらいこっちゃなことが続いております。もう熱はないのだが喉が痛くてたまらんのであった。相当きつい菌を保有してるんだな私。
そんな病原菌祭りなのに親族の世話なんかしてはいかんよなー。しかし緊急の事態であったのでまあしょうがない。
それにしても毎年のことだけど、わたくしは年の初めのほうで必ず発熱するなー。
もはやそういう体質としか思えない。
と、書いたところで発熱した記録は2003年の正月に患ったインフルエンザと去年1月の風邪しか思い出せないのだが。あ、2004年初めは鼻から流血しまくったけどあれは発熱とは関係ないか。2005年はものもらいになったけどあれも発熱とは関係ない。(遊びすぎで疲れるとものもらい出やすいんだが)
ちなみに、火曜の夜飲んでいたときからどうにも具合が悪いと思っていたら発熱に至ったわけですが、その火曜の夜にともに飲んでいた方々も皆発熱でダウンしたそうな。おー怖。しかも友人は病院行ったら「インフルエンザ」と診断されたそうで。ひー。
私は過去に3度ほどインフルエンザにかかったことがあるのだが、あのつらさは尋常じゃない。2003年のインフルエンザなんかつらいなんてもんじゃなかったわい。あの時は発病したのが名古屋で、発病してから数日間病院すら行けなかったから本当に死ぬかと思いました。確か帰る時は名古屋なのに雪降っちゃってて、新幹線内で凍えそうになったんだった。というインフルエンザ恐怖をしっかり覚えているので、友人がインフルエンザだということが判明した時はビビりました。私もインフルエンザなのか!?それはいやだ!と。
ま、熱は2日弱で引いたので違ったみたいですが。インフルエンザなんて懲り懲りじゃー。



しかし何故、私が発熱するに至ったのか。
それはおそらく「遊びすぎ」「飲みすぎ」が原因なのだよね。
その原因の一端、というか大部分であろう石垣滞在記・後編。



前回の日記によい店を何個か紹介しましたが、いい店は単独行動の時も見つけておるのですよ。

■月の鳥
滞在時初日、2日目と石垣はとにかく寒かった。17度くらいだったと思う。
そんなわけで襟巻きが欲しいなーと思って歩いていたら、インド、アジア系雑貨を扱っている店がありました。石垣なのにまるで中野や高円寺にありそうな佇まい。石垣はリゾートであるのでオリエンタルなものも観光客目当てに扱っている店が結構あります。しかしこの店は観光客向けにしては高円寺度、というか中央線度が高すぎる。何か違うなーと思って入店し、ストールを買うつもりだったのですがパレオにもなるという布を購入。赤が基調のカラフルな布。私はこういう色柄のものがホント好きなんだよなあ。
店を経営しているみーさん(しまんちゅ)と話していたらやたらと盛り上がったので、石垣滞在中はほぼ毎日通ったなー。
通って店先で長々と話していましたわ。気がついたら2時間近く滞在していた日もあったほど。
みーさんには石垣のいろんな情報を教えていただきました。
石垣のバーは数自体が少ないのだけども、その中でも「島出身の人のやっている店」と「移住してきた人がやっている店」に分かれていて、それらの客層は全然違うらしい。いわゆる棲み分けとか二極化というやつだ。それらがうまいこと融合しあえばもっとおもしろいんだけどねー、とみーさんは言っていたが本当にその通りだと思う。
先行するイメージなんてものがぶっ飛んでしまうほど、いろんなことが合わさってごっちゃになってここが一体どこなのかわからない、いや、そんなことは全然重要じゃない、と思えることが大事なことであり、人を引きつける面白いことなんだと思う。
「月の鳥」は石垣島であるのか中央線沿線であるのかわからない佇まいが本当にいい。観光客だろうと地元民だろうと移住者だろうと関係なく引き寄せる魅力のあるお店でした。って、今書いて気づいたけどどこであるのかは重要ではないけど、誰がやっているかは重要だなあ。みーさんはサバサバしていて魅力的な女性でありましたわ。



■七人本舗
前述の「月の鳥」に遊びに行った時に、偶然、みーさんの同級生の誉さんにお会いしました。
本当に初対面であったのだけど、あれよあれよと話が弾み一気に打ち解けたのであった。その誉さんが働いているのが石垣港ターミナル(最近完成。とてもきれいでだだっ広い)の中にある「七人本舗」。
お土産店なのかと思いきや、お弁当やモカケーキ(ってこれの正式名称は一体なんというのかよくわからんのだが。わからんが、石垣でよく見かけるモカスポンジのケーキ)やお茶やいろいろ売っている個人商店のような店でした。石垣港ターミナルは観光客だけが使うのではなく、石垣からさらに離島に仕事やらなにやらで行く人も使うのでこういう店は大変重宝することだろう。
そこで立ち話をしていた際に、レジの中にいる誉さんの後ろに書いてあった

「泡盛シェイク」

という文字に目を奪われ、大いに興味を持つ。「ほんとに島入ってるシェイクなの?」と聞くと「ほんとですよ〜ほんとだからシェイクなのに泡が立たないんですってば」と返され、興味本位で飲んでみる。
ほんとに泡が立たない。
そしてほんとに島酒の味がする。っても牛乳の甘さ、まろやかさのほうが優位に立つので、飲み終えた後に、あ、口に残ってるて感じる程度だ。誉さん曰く「カルーアミルクみたいなもんです」とのこと。
なんだ全然いけるわーと飲んでいたら、さすが「カルーアみたいなもん」なだけあって体がカッカしてきた。酒として飲めばたいしたことないんだけど、シェイクとして飲むには刺激的であったな。
他では滅多に呑めないシェイクだと思うので、石垣港に寄ったら皆必ず飲むべき!(呑むべき!)

余談であるがここの誉さん、月の鳥で話していた時に私の声を聞いて
「声がいいですね!ゴスペルやってるんですか?」
と言ってました。笑ったわ。
今までカラオケ向きの声という指摘は何度も受けたことあるけど
ゴスペルてのは始めて言われたわ。
(そういや長野で入ったスナックのマスターはゴスペルやってる人だったな。関係ないが)
やってないですよ、と返したら
「それは勿体無い!今から始めましょ!ライブやりましょ!」
と言われました。
ライブやるかどうかはわからないが、始めようかなゴスペル。目指せドリームガールズ。



他にもあったけど、それは次に石垣訪れる時に書くとしよう。

しかしまあ、私は石垣の人と縁があるようで(そもそも私のゴッドシスターであるみやらさんが石垣出身だし)前回の石垣滞在から帰ったその日に相棒さんと出会ったりしたんだったな。あんまり縁ないのかもと思ってたけどそうでもなかった石垣島。今回の滞在もそんな感じで先述のみーさんが
「実は来週、東京に行くのです」
とのことであった。石垣から帰った数日後に再会するチャンスがあるなんて、なんとも不思議だなー。
この不思議な縁をみすみす逃すわけにいかない。
というわけで、石垣から帰った翌週(すなわち先週)、東京でみーさんに再会しました。
こんな再会は前にもあったな。ああ、那覇で出会ったはるみちゃんと二週後に大阪で再会した時か。
「同級生が何人か集まる飲み会においでー」ということだったので、これはおもしろい機会だ、と思いはるみちゃん(奄美出身)、みやらさん(石垣出身)、会社の後輩の女の子(本島出身)も誘って飲み会に行ったのだけど、自分含めて総勢10人の女が集まると言うにぎやかな宴会となった。
私以外全員南方女子。
私以外全員顔が濃いったらありゃしねえ。
全員顔だけでなくキャラも濃いったらありゃしねえ。
そして皆、とにかく声がでかい。とにかく酒飲み。
歌舞伎町で呑んでるのに完全に島呑みであった。ここは一体どこなんだ。
しかししまんちゅ女子はなんで皆ワイン飲みたがりなんだろ。平日のしかも月曜日なのに赤や白のワイン(無論ボトル)がガンガン注文されてた。

そんな盛り上がりが宴会だけで終わるわけがなく、平日月曜日であるのにカラオケへ。
皆、テンション高いのだけど(自分も)、それよりもずっとテンションが高い子がひとりおりまして、いきなりビギン唄ってて踊りまくってて「アンタ酒足りてないよ!もっと飲んで!」と煽られ、キスされまくりました。
あれ?こんな人知ってるなあ私。

他でもない自分でした。
まるで自分を外から見ているかのよう。
ああ、そうか。私が沖縄の人や石垣の人(特に女子)と縁があるのはとても他人とは思えないからなのか。
自分と同じテンション、同じ勢い、同じいい加減具合の人たちと一緒にいるのは楽しいなあ。時間の感覚がなくなるわ。理性とかどうでもよくなるわ。面倒なことがいらないのがいい。一気にストーンと距離がなくなるのがいい。過程とかそういうのって面倒なのだよな私は。そんなわけでこの日は2時過ぎまで楽しくやってしまった。無論タクシー帰宅。



その時はそれでいいが、そういう人たちとずっと一緒と言うわけにはいかないから後で飲みすぎたことを後悔する罠。翌日は酒抜けなくてたまらんかった。そして体調も一気に悪くなって発熱に至る。
そらこんだけ遊んだり飲んだりしたのだから発熱もするわい。
おかげで発熱以降、友人に会ってメシを食っても酒が全然飲めません。ビール一杯頼んでもジョッキの3分の2も減らないし、2時間くらいかけてやっと4分の3飲むくらいの感じだ。ああ、どんどんクリーンな身体になっていくよー。浄化中であるよー。
たぶん、人生で遊ぶ量(酒飲む量)と言うのは一定に決められていていっぱい遊んだらその分遊べなくなるような(酒飲めなくなるような)仕組みがあるのだろう。誰が決めてるかしらないけど。私の場合、3月上旬はえらい遊びようであったからペナルティがついたのかもしれん。「お前、一回休み」という感じか。
早くこの休み終わらないかなー。復活したくてうずうずしてら。(復活してないのに無理しては飲まないぜ)


余談だが、人の人生で一定量決められているものといえば、遊ぶ量(酒飲む量)だけでなくセックスの量も決まっていると思うております。前に京都かどっかのエロ宗教家(60くらいのジジイ)が懺悔と称して女子中学生を犯しまくっていた、というニュースを聞いたとき、
「ああ、このジジイは若い頃全然セックスしなかったのだろうな。年取ってから性欲が爆発したのだろう」
と思ったものだ。
14歳で処女喪失!童貞喪失!その後もやりまくり、なんて人はセックスどうでもいいわーと思う年齢も早い気がするのだが、20代の半ばまでセックス知らないで生きてきました=モテませんでした、なんて人のほうがセックスに貪欲だもんなあ。でもこれは、セックス量一定説というより「セックスに過剰な期待をしてしまった/過剰に劣等感を抱き続けた」人がそれを取り戻すかのようにやりまくっている、という可能性もあるか。どっちなんだろう。どっちでもいいけどさ。
2007年03月20日(火)

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