股・戯れ言
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女子ペディア 三国志編

「この世には三種類の人間がいる。男子と、女子と、おもしろ女子だ」


というのは私の友人であられるO・Fさん(男子)の名言であります。
おもしろ女子とは一体どんな人間なのかと言うと、「女子と話すのは苦手」「うんこネタ大好き」「喩えはいつでもキン肉マン」などという中学生マインドのまま成長してしまった男子(例:O・Fさんとかうちの同僚など)が「気を使わずに話すことができる女子」のことを指します。
趣味の話を男と渡り合えたり、エロい話を中学生男子レベルで話せたりするとおもしろ女子認定が下される場合が多いですが、もっとも重要なことは

「オンナオンナしたことを表に出さない」

でしょう。自分にウットリしているような女はどんなにおもしろくてもおもしろ女子には認定されないし、サバサバしていてもやたらと「私もてるの」だとかをアピールする女もおもしろ女子ではないみたいだ。こうやって書くのもバカらしいくらい、「おもしろ女子か否か」は肌感覚だ。直感だ。中学生マインドの男子が気取ったり背伸びしたり身構えたりちんこを硬くさせたりせずに自然に喋れるか喋れないかだ。
私もこのおもしろ女子論を知ってから、私が仲が良くなる/心を許すのはおもしろ女子ばかりだなーと気づきました。ていうのは私自身が中学生マインド男子認定のおもしろ女子だからなんだけど。いや、女ですからおもしろ女子認定が癪に障るときもありますが。(しかしおもしろ女子認定されてから自分の女な部分を出しづらくなったという弊害もある。おもしろ女子もいろいろ大変だ)
勿論普通の女子とも話すし、普通の女子は親近感を抱くことも多々ある。しかし、この三種類の人間説、いや、二種類の女子説にはどうも違和感のある部分があった。というのは、私は普通の女子を嫌うことはある場合を除いてほとんどないのだが、おもしろ女子と呼ばれるカテゴリーの中にいる一部が猛烈に嫌いだから。その一部というのは普通の女子の中にもいて、それらはおもしろ女子とも普通女子とも違う分類なんではないか、違う人種なんではないかと常々思っていたのです。
そんな矢先に友達(おもしろ女子)と長時間みっちり話したのですが、以下の様な結論が出ました。


「この世には三種類の女子がいる。女子と、おもしろ女子と、危険女子だ」


これだ!これだったのだ!
これが導き出されたとたんに胸のつっかえが取れました。今まで出会ったあいつやあいつやあいつやあいつの正体がすべてわかったぜ!という感じだ。
とひとりで盛り上がってもしょうがないので、これら三種類の女子の説明をいたしましょう。

■女子
・気立てのいい子が多い。
・当たり障りのない子も多い。
・貞操観念や経済観念がしっかりしている
・男性経験数は多くないが、長年付き合っている彼氏がいたりで、男関係で不自由とは思わない。
・初めて付き合った人と結婚などもよくある
・小奇麗、清潔感がある。落ち着いた服装。
・でも女であることで持ち上げてもらわないとゴキゲン斜めとなる(姫様願望)
・「〜の彼女」「〜の奥さん」という続柄が好き
・男の傍らで笑っている、というシチュエーションが多い
・嫌われるという発想は基本的にない
・「私はみんなに祝福されたいの!」(by柳沢きみお「妻をめとらば」)志向

■おもしろ女子
・男と対等にエロ話や趣味話を渡り合う。
・負けず嫌い。せっかち
・でも自分のことに関しては適当。というか大味。
・とくにお金と時間に関して大味。だらしないくらい。
・貞操観念以前に男のセックスの対象に思われることが殆どない。
・男性経験数は多くなく、男関係で不自由(=モテない)と思っている。
・しかし酒呑んで皆で騒いだり趣味に没頭したりして忘れる。
・「こんな自分はダメだ!」などということで悩んだり葛藤することが多い。
・しかし酒呑んで皆で騒いだり趣味に没頭したりして忘れる。
・比較的派手な色の服が好き
・男女問わず嫌いな奴には嫌われても上等。


■危険女子
・「私、男の友達が多くて」とよく口にするし、実際にそうだが肉体関係率が高い
・外見に自信があり、「私は普通の女と違う」と思っている。
・外見に自信はあるが内面に自信はない。
・他人の立場、あるいは男を取りたがる。
・自分から波乱やトラブルを巻き起こすのに事なかれ主義
・お金は出してもらうもの。ただし、男が金がない場合はいくらでも出す
・男性経験数は極端に多いかほぼゼロのどちらか。どちらにせよ男関係で不自由しない。モテる。
・女アピール、セクシーアピールが多い(露出の多い服装、自分から胸の話題など)
・男>>>>>女友達である
・いったんやっちゃうと地獄女となる。しがみつく。
・服装は無地、無難な色なことが多い。
・男都合のために女の友達をむげにするのは得意だが、嫌われることを恐れる。
・自己認識がことごとく間違っている



他にもいろいろ基準はあると思うのですが、今思いついたのはこんなところか。
まあ広い世の中、必ずしも女子がこの3つに分類されるわけではなく、「普通女子と危険女子のハーフ」「おもしろ女子系普通女子」「普通女子、あるいはおもしろ女子を自称しているが中身は危険女子」なんてのもいるわけです。これらの分類どれにも当てはまらないのもいるが、それはおそらく女子ではないのだろう。初潮さんがきている人すべてが女子と言うわけではないからね。
ちなみに、この三女子を三国志に喩えると「危険女子」は魏、「おもしろ女子」は蜀、「普通女子」は呉だと思います。おもしろ女子が一番少数で勢力弱いからな。そして危険女子が一番攻撃的でえぐいことやるし。


で、私などはこの三種類を公平に見ることができません。
とにもかくにも「危険女子」が嫌いでたまらないからです。
今までもこの手の女にはさんざん困らされてきたわー。嫌な思いもさせられてきた。しかもひとりやふたりじゃなくて、何人もおりましたとも。ああ、あいつらまだどっかで生きてんだろうな。知らないし知りたくもないけど。とにかくこういう女には交友関係を乱されたし、こういう女のせいで切れてしまった縁も数多くあったわけだが、ま、それはその程度の縁だったのだろうと思っております。危険女子と手が切れたのだからそんなものはくれてやらあ、と思っておりますよ。
私が危険女子との闘いを終結させたのがもう3,4年くらい前の話で、それからはバリキチの危険女子に鼻が利くようになって危険を察知したら即効逃げたり寄せ付けなかったりしてきたのです。私のテリトリーには危険女子はいれねえぞ、と。あたいのシマでそんな野暮な真似はさせねえ、と。

しかし、危険女子って、バリキチレベルじゃなくてもいるんだよなー
普通女子あるいはおもしろ女子だと思っていた人が実は危険女子だったとわかった時の落胆といったら、もう言葉では言い表すことができません。
なんというか、がっかりしてしまうのだよ。
そのがっかりは、以前「兄ちゃん先輩が風俗行ってた」と知った時に感じた「兄の部屋でエロ本見つけちゃった」的がっかりではない。
もっとダイレクトに、
「あーそうなんだ。だったらここでお別れですね。いい人だと思ってましたけどしょうがないですね」
的なものだ。××××だと判明した時みたいな感じですね。(好きな言葉を当てはめてみよう)
私はとにかく、まんこを使って人間関係で優位に立とうとする女が嫌いなのだ。
もう憎んでいるといってもいい。
それは私が「おもしろ女子」で「もてない」からではない。
私が「私だけがチヤホヤされたいからー」などと願っているわけではない。(昔バリキチ危険女子が「ヤツザキは自分がチヤホヤされたいがゆえに男の友達を紹介しない」とホザいたらしい。聴いた途端に苦笑ですよ。おめーが片っ端から食っちまうからだろうよ)
そういう女がひとりいるだけで、そこの人間関係って腐ってしまうのよ。
まさに「腐ったミカンの方程式」なんですよ。
周りは迷惑を被るわけですよ。

だからどんなにかわいくて、どんなに頭がよくて、どんなに賢くて、どんなに気が利いて、どんなにおもしろかろうが、(逆で、どんなに頭が悪くてだらしなくてダメでたまらなかろうが)私のテリトリー内でまんこを使ってしまった女は、残念ですけど私とは縁がなかったのですね、というかまんこ使って面倒なこと起こした時点で私は縁をもちたくないんで、と手を切っていきたいと思ってます。いや、昔に比べてトゲトゲしてないのでそんなに簡単に手を切ったりはしないし、私はずるい人間ですから本人には「気にしてないよ」とか言いますが、一度そういうことやった人なんだ、てのはちゃんと覚えておりますから。それは取り消せないのだよ。
簡単にまんこを使うということは、そういうことなのだよ。
あなたを信頼していない人もいるのだよ。
皆優しくて残酷だから、それを正面から注意しないだけなのだよ。



って別に誰かに向かってのメッセージでもないし、気にしないでいただきたい。(いや、まんこ使ってもいい場合もあるのだよ当たり前だけど。そうじゃなくて、惨めで安っぽく、明らかに人間関係を壊すようなところで使う場合がいやなのだ)
というか、危険女子は自己認識が違うのだった。
気にしないもなにも、気づかないか。
そもそも女の忠告には耳を持たないのだったわ。「でも」で始まる言い訳を何度も連発して。あーうぜー。




さて、おもしろ女子は明日からまた旅に出てきます。
きわめて普通の女子的な旅なのですが、旅内容(どこに行くのかなど)はおもしろ女子のキャラにかけて黙っておこう。
書くと「凹むわー」「きもい」「ヤツザキにそういうことは求めてない」など苦情を寄せる中学生マインド男子の人たちがいるからなー。
2007年03月05日(月)

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