見る前に跳んだが、見てからも跳ぶ |
本日のリアル版レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
>静岡県庁前で男性焼身自殺、近くに空港建設への抗議文 >2月6日11時57分配信 読売新聞 > >6日午前3時50分ごろ、静岡市葵区追手町の静岡県庁別館北側で、 >「黒い煙と火柱のようなものが立っている」と、車で通りがかった人から >119番通報があった。 >静岡中央署員らが駆けつけたところ、男性が炎に包まれており、消防による消火後に >死亡が確認された。近くに、葵区に住む男性の所有するオートバイが置かれ、 >前かごやサドルの下に、静岡空港建設などへの抗議文が計2通あったという。 >同署は男性が焼身自殺したとみて、身元を調べている。
ニュースで放映する時はBGMに絶対「bombtracks」を使っていただきたい。 って元ネタはベトナムのお坊さんだけどさ。 つーかRATM、コーチェラで再結成するの知らなかった!行きてぇ! しかしそれ以前にコーチェラが一体どこであるのかわからん! http://www.coachella.com/
はてさて、前回の日記で「ワゴンじゃないものに乗って出発だ。どうにかしなくっちゃ」と書きましたが、行ってきましたよ。
沖縄に。
あれ?私、1月半ばにも行ってきたんじゃなかったっけ?
って自分でとぼけるのもアホくさいな。わたくしが沖縄に通いだして今年の3月でちょうど2年になるわけだ。
1回目:2005年3月終わり〜4月初め 3泊4日 2回目:2005年6月初旬 3泊4日 3回目:2005年9月半ば 5泊6日 4回目:2005年12月半ば 2泊3日 5回目:2006年3月初旬 2泊3日 6回目:2006年5月終わり 3泊4日 7回目:2006年10月初旬 3泊4日 8回目:2007年1月半ば 6泊7日(うち石垣3泊)
で、
9回目:2007年2月初旬 2泊3日
なわけですよ。半月弱なんていうスパンで沖縄行ったのオラ初めてだ〜 無理矢理休みとって沖縄きたのはオラ初めてでもないが急なのは初めてだ〜 しかしこう書き出してみるとホントによく行ってるわ。こんだけ行ってて海入ったことないしな。観光地も一回も行ったことないし。あくまでも向こうにいる友人らと頭が痛くなるまで、吐き気がするまで呑むのが楽しくて行っておったわけです。先日の日記に書いた兄ちゃん先輩には 「沖縄まで行って呑むって、どんだけ高くついてんだよ」 といつもちくちく言われますが。ああその通りだ。いくら「ゴールデン街で飲むと高くつく。沖縄なら同じ値段払ったらもっと呑めるわ」なんて言ってても、交通費などは別だからな。 でも、これは沖縄に限らずどこに行ってもそうだった。東北だろうが大阪だろうが九州だろうが、どこに行っても私はそこにいる知人友人と呑めればそれで楽しいわけですよ。そのために払う交通費なんて全然惜しくない。すべてはモチベーション。思い。モチベーションさえあればなんとでもなるわい。 そんな感じに広範囲に行ってましたが、去年からは出張以外ではホントに沖縄しか行かなくなった。ちなみに沖縄に出張で行ったのは最初の一回のみ。あああの頃は「私に南の土地はあうわけがない。泡盛など飲めるわけがない。誰も知り合いがいないところに行ってもおもしろいわけがない」と頑なに思っていたなあ。あさはかだったなあ。いや、あさはかなんじゃなくて私の場合、なんでもそうなんだよなー「ダメだと思っていてもやってみると全然違う」「で、あれよあれよのうちに話が転がっていく」「気がついたら最初に想像してたところと全然違うことになってる」「で、それがおもしろい」なんだよなー。 もうそれはそういう性分だからしょうがない。むしろそれを楽しんでいるけれど。
というわけで今回の沖縄渡航。 9回も沖縄行っておきながら初めて首里城に行ったのですよ。 前も首里城近くに行ったけど、その時は首里城素通りで沖縄青年に「鼻の穴フェチってすげえぞ。理性とは関係ないところで勃つらしいぞ」という話をしてドン引きさせた記憶しかない。アロマ企画バンザイ!おかもっちゃん言うところの「クリエイティブなAV」バンザイ! 約1年半ぶりの首里城はそんな下世話な感じじゃありませんでした。 もともと私は歴史的建造物が嫌いではない。何年か前に法隆寺に行った時もテンション上がりまくりましたが(夢殿見て「ここ!ここで厩戸は自慰行為にふけってた!」と騒いだりした)、守礼門も初めて見てすげーすげーと騒ぎましたよ。 何がすげーかって 思ったより「ちっちゃ!」だったことだ。 デカい門を想像していたのだが雷門と同じくらいの大きさでありました。世界遺産なのに。行った時がちょうど夕暮れ間近であったので、朱の門がさらに朱色に見えて綺麗であったが。門をくぐってぐいぐい進んでいってもお金を取られないのであらラッキーと思っていたのだけど、本殿に入るには入館料がかかるらしい。 ちっ。 まあ中に入るまでもないので入りませんでした。守礼門見られただけで満足だ。 本殿に入れなくても敷地内は広いので、「西のアザナ」という展望台に行ったりしたのですが、首里は高台にあるから見晴らしがいい。夕暮れ時の那覇の町、海、そして海の向こうに浮かぶ島々は美しかった。連れ合いの方と「うおー写真撮らねば!」と頑張ったがいい写真は撮れなかった。まあ目や脳裏に焼き付いたから十分か。 そんな美しい風景だったのだが、連れ合いの方は 「ウンコがしたくてたまらない」 「もう何回も放屁してしまった」 とずっと言っておった。ああ、ウンコはどこまで私について回るのだ!
ウンコも無事出産(長かった)したところで首里城を後にする。 首里から那覇中心部までは歩いて戻った。龍譚池でカメ見ては「あれカミツキガメだよ!かみつくんだよ!」(実際は全然違う亀だったと思われる)と話したり、途中でコンビニ探したが一切見つからなくて途方に暮れたり、「変な人出ます」「軽トラック1時間500円で借りてください」(貸します、に非ず)という看板見かけてゲラゲラ笑ったりしていたら連れ合いの方が急に 「石畳を見に行こう!」 と言い出した。石畳?はて、そんなものは知らないなと思って道に出ている看板を見上げると「1.2キロ」と書いてある。ちなみにこの時点で1キロは歩いた。遠いなあ。でもビール歩き飲みしながら行くことに。しかし行こうとは言ったものの連れ合いの方も石畳がどこにあるのか知らなかったようで、そのへんの小学生に道をきいていた。辿り着くのかほんとに。 しかしそれは杞憂に過ぎなかった。あれこれ話しながら歩いているうちに到着。 到着したはいいが、目の前に広がるのは急激な坂であった。 うはーエンジニアブーツなど履いてこなければよかった!(この時点で3キロ近く歩いてた)
最初は坂しんどそうだなと思っていたが、上ってみるとNO問題だった。なんでもこの石畳がジャケットに写っているレコードがあるそうな。連れ合いの方が教えてくれたがそれがなんてアーティストのレコードであるかは忘れてしまった。忘れたんじゃなくて聴いてなかったんだっけ?どっちだっけ?でもそんなことはあまり気にならない。 石畳の横にあった森がうっそうとしていて怖かった。すでに日も暮れている中でそんなところ通ったら怖いっての。しっこちびりそうになったわい。
で、そのまままた歩いて栄町まで戻る。 連れ合いの方は歩き呑みの達人であるのでへらへらとビール呑みながら歩いていた。ビールを歩き飲むのはいいのだが、私はビール飲むとトイレが近くなってしまうんだよなー。でもトイレが近かったのはあちらのほうでした。 その後栄町で呑んで赤線旅館をひやかして帰った。 楽しかったなー。前にも書いたけれど、私はなんにもないような街を歩くのが好きなのですよ。何もないところにこそ何かがある。リアリズムな歴史がある。 前に宮崎の廃墟みたいなところに行った時に書いたけど
>誰でも行くようなキレイで新しい建物なんか面白くもなんともない。 >この廃虚や廃屋は日本の高度成長時、宮崎が南国楽園だったことを今に遺す遺跡なのだ。 >歴史があるのです。京都の寺院や世界遺産なんかよりももっと身近で生々しい、リアリズムな歴史が。
と思っておるのですよ。首里城もよかったけれど、首里の何気ない町並みが私には印象的でありました。レトロでモダンな建物がたくさんあったし。そういうところに行く機会を恵んでくれた連れ合いの方に大感謝だ。そういや今までこういう日本のなんでもないようなところに行くのはひとりであることが多かったな。こういう感覚を共有できる人と歩けてよかったですよ。ああ、いい人と出会えた。
そんなわけでくたくたで酔っ払っておったのでその日の夜は友人がDJをやるのだったけど行けなかった。 残念・・・まあ、私が沖縄で「スナックwell歌夢」やればいいだけの話だしね。機会なんてもんは自分でいくらでも作ればいいのだよ。今回は無理矢理機会作ってホントによかったと思うております。 これからもそんな感じに生きていく所存ジョンゾーン。 そのうち思いもよらぬところに辿り着いたりすんだろなーいや、もう辿り着きそうだって自分でわかっておるんだろなー あ、あとキャンプ見に行けばよかったとも思った。まあ、それも来年見に行けばいいや。機会はいくらでもある。
今朝は久々に湾岸にある昔在籍していた部署に行ったのですが、行ったら先輩も後輩もいねえ。なんだよオイと思っていたら「今日作業なくなりましたー」という連絡が。 遅いよ! もっと早く言えよ! てなわけで朝から東京縦断ムダ時間。まあ、その部署にいる仲の良いおなごと久々にしゃべくることができたのでヨシとする。全然飲みに行ってないなー。下品具合が同等で最高なのに。行かねば。
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2007年02月06日(火)
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