女番長は女番長とて何になる |
早稲田実業のユニフォームは絶望的にダサいな。全身白て。 私の目には、スーパーフリー和田サンの全身白スーツ姿が重なって見えましたわよ。早稲田なだけに。 「熱い!ヤバい!間違いない!」という声がどこからか聴こえてきたような。 久々に和田サンのパラパラ動画を見て爆笑しました。 http://members.at.infoseek.co.jp/superfreewada2003/
そんなことも含めて、昨日は絶対仕事休むべき日だった!
いやーセンバツ高校野球の結果を見るにつれそう思えてならないのです。 なんだよ、全試合が白熱した試合じゃないかよ。なんで休めなかったんだー糞。 特に昨日は八重山商工の試合がね、ネットで実況中継してもらったんだけど、8回の大反撃時は涙ぐんでしまいましたよ。試合見てないっつーのに。ほんとによく頑張った。私は横浜高校嫌い(松坂が居た時も含めて一度として勝って欲しいと思ったことねえや)なんで、欲を言えば打ち負かせてもらいたかったんだが。まあ、でも満足でありますよ。試合を見られなかった以外は。 そいからセンバツでもちゃんと熱闘甲子園やってください。センバツ版熱闘甲子園があったらこんなに泣き言言ってねえよ。
石垣市のホームページに載っていた応援の様子のみのスライドショーがいい。 http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/20060329.html 応援席は泡盛のにおいがプンプンしていたのかな。 私の今年の地味な目標は「三大高校生スポーツ選手権を見に行く」で、すでに高校サッカーは見に行ったんだけど、センバツ行っておけばよかったな。夏の甲子園でかち割り氷食いたいなんてどうでもいい目標であったな。 ま、ヤエショーは夏の甲子園にも来てくれる事でしょう。その時を心待ちにしております。
ま、昨日はダーワセではない大学に行ってきたんですがね。 母校にすら二度と行くことはないだろうと思ってたのにな。久々に学食食っちゃったよ。まわりオヤジばっかだったけど。 そこに行った時に少なからず学生を見たんだけど、皆「しこしこしこしこしこどっぴゅん」という飲み会コールをしている人たちに見えてしまいました。明らかな全日本コール選手権後遺症です。このままだと横浜市立大学に仕事なんかで行く機会があったら、構内で見かけた男子は全員男子寮在住に思えてしまうかもしれない。特にメガネの男性見たら全員三浦君(生粋の童貞。まだ失われていないことを願う)だと思ってしまうかもしれない。ああ、いつになったら「ダダダ男根」「ワシづかみ!しぼり出せ!ちくビーム!」が始まるのか、とソワソワしてしまって仕事にならないかもしれない。 って、一体それがなんのことだか分からない方は是非とも「全日本コール選手権」DVDを買いましょう。
さて、本来ならばキタコレ!で取り上げるべきなんだろうけど、週替わり映画なんでこっちで報告。 先日阿佐ヶ谷にあるラピュタ阿佐ヶ谷という映画館に行ってきました。ここの映画館は昭和の映画ばかり上映するのでいいよ。 今はちょうど中川信夫の映画特集をやっております。 私は今から6年くらい前にキネカ大森で中川信夫特集がやってて、そこで「地獄」を見たんだった。で、今思い出したけど、昔も映画評みたいなの書いてたんだよなー俺。今読み返してみたら、わかったつもりで書いてんのな!恥ずかしい! しかも目がチカチカする色彩感覚! お恥ずかしいがこんなんでした。 ついでにこんなんも出てきました。 ああ、ほんっとに心から言うけど、私は若い頃に戻りたいなんて思わんな。私の若い頃は、モノを知らないバカだった以外に言い様がない。まあ、webに公開してしまってた以上は取り消せないし、まあ、いいや。
話が逸れた。今回見た映画は中川信夫のものではなかったのです。 中川信夫映画特集と並行して、レイトショーでTHE女番長という映画特集をやっているんですラピュタ阿佐ヶ谷。女番長と書いてスケバンと読む。このセンスだけでもたまらないんだけど、私が「これは見ないとまずいだろうよ」と思わされたのは 「女番長シリーズには池玲子が出ずっぱりらしい」 と聞きつけたから。 沖縄のバーでおじさんが「池玲子のポルノ映画は高校のときよく見に行ったさー」と言っていたのだけど、そのポルノ映画を見る機会はないかもしれない、と思っておりました。まあ、正確にはポルノ映画ではなくれっきとした東映映画なんだけど。 というわけで行ってきました。見てきました。 私が見たのは「女番長ゲリラ」という作品。
いやー!これは私にとって、「悶絶!どんでん返し!」を見たとき以来の衝撃でありましたよ。 スタントなしでバイクを乗り回す女番長・杉本美樹がすごいんだ。(まあ一部スタントだが。しかもそのスタントマンてのが長髪の男というのがザッツ時代だなあと思った) 黒いつなぎのジッパーを下ろすと胸に入れ墨!ていうか最初からオッパイ出し惜しみしない度胸! 墓場で男を襲おうとするわ、ボクサーの男をレイプしようとするわ、トップレスでバイクに寄りかかり(しかも崖の上で)波打ち際の岩場で男とやっちゃうわ、総括として女引き廻すわ(このシーンはワロタ)、SMまがいの拷問受け続けるわでもう、わたくし、杉本美樹の虜になってしまいました。メロメロです。しかし総括って言葉は時代を感じさせてくれるな。 ていうか杉本美樹に限らず、全編通してすぐにオッパイが飛び出す映画なのですよ。殴る蹴るやってても不用意にオッパイ出てたりするからね。「ドキ!女だらけの水泳大会」が「女だらけのケンカ大会」になったかのよう。 70年代前半のファッションが相まって、杉本美樹かっこいいなーと思わされっぱなしでありました。 池玲子先生も負けておりません。「祇園囃子の奈美」という京都ズベ公軍団の元女番長役なんだが、関西弁使用シーンゼロ。色の薄い乳輪もちゃんと登場しておりました。池玲子は肉感的でエロいなあ。大人の女だなあ。あのようなティッシュタイム向けアルバムが発売になったのも納得だ。 ってもこの当時の池玲子、実は19か20なんだよな。うわーハタチも当に過ぎているのに色気ナッシング大人の自覚ナッシングじゃん俺。やべえやべえ。
という女性陣もさることながら、ちょこちょこと登場する脇役がまたたまらん。 岡八朗に啓介唄子、田中小実昌に名和宏に大泉晃あたりなんだけど、啓介唄子以外は全員基本的にはエロ好きの男という役。しかし田中小実昌がエロ小説家ってのは笑った。実名登場じゃないのか。あと大泉晃のハダカという、この世の中でもっともありがたくない部類に入るものも見られます。私は吐き気を催したけど。 そして、何よりも衝撃であったのは、本当に唐突としか言い様がないあがた森魚の出演シーンでした。 女番長と恋に落ちるボクサーの幼馴染という役どころなんだけど、 「おい、一郎じゃないか!」 と声をかけるあがた森魚に対して、ボクサー(成瀬正孝)が 「あがた!」 と返したのは笑ったわ。そのまんまかよ!
で、このあがたの出現は軽い伏線だったみたいなんだが、その時点ではまったく気がつかなかったですよ。 女番長の名前がこの後の濡れ場で判明するんだけど、私はのちに再びあがた(あくまで役名呼び捨てのつもり)が登場し、「曲を作ったんだ!2人のことを唄にしたんだよ!」と棒読みで告げるシーンを見て気づいたのでした。まあ、コレだけ読んでも大体わかるだろうけど。 ちなみにその曲が挿入歌でした。あがた森魚&蜂蜜ぱいのあの曲ですよ。 「僕は天使ぢゃないよ」よりもこっちでの使われ方のほうが唐突かつ衝撃的かつ効果的のような気さえする。 「悶絶!どんでん返し!」を見たときも矢野顕子の「あんたがたどこさ」が効果的に挿入歌として使われていて、なんだかとてもいいなと思ったのを思い出した。東映セクシー&バイオレンス路線映画なのに、四畳半フォーク。そういう時代だった、で済ませるには勿体無い。映画も歌も時代を反映する鏡だ。最近の映画もいい音楽流すけど歌が入ってないものが多い気がします。もっと華やかな歌の入っている映画を見たいであるのよ。斬新と思えるような組み合わせの映画が見たいのであるよ。
あ、今書いていて気づいたけど、「女番長ゲリラ」のあがた森魚って、「僕は天使ぢゃないよ」に出てくる大瀧詠一みたいな感じだったなー。ちなみにあがた先生の初出演作は「僕は〜」ではなくこの「女番長ゲリラ」だそうです。
女番長シリーズは未だDVD化もされていないので、是非見に行ってくださいまし。 今週金曜まではこの「女番長ゲリラ」であります。最後の最後で「あ!ゲリラってこういうことか!」と納得できると思います。 土曜からまた新しいものになりますが、女番長シリーズの上映は週替わりで4月終わりまで続くんで、私も来週また見に行く予定でありますよ。 あ、中川信夫特集も是非!
ラピュタ阿佐ヶ谷 http://www.laputa-jp.com/
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2006年03月30日(木)
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