股・戯れ言
BBS

京都外大西のデビッド・シルヴィアン

毎年恒例高校野球の季節がやってまいりました。
まあ、今年も甲子園には行けないのですがね。一体いくつになったら甲子園に行くことができるんだ私は。(すでに高校時代は遠い日々)
連日連夜試合と熱闘甲子園を見て喉を詰まらしたり涙腺を緩めたりしております。
今年もいい試合満載でございますことよ。かけがえのない若さがほとばしる瞬間。自分にはもともとなかっただろうし、あったとしてもこんな夏を送ることはなかっただろうから羨ましいんであろう。
「クサい、むず痒いわ」「安っぽいことに熱くなりやがって」などと批判する奴は勝手にしろ。クソぶっかけるぞ(長州)
わたくしはかなり、直情型人間(主にイヤだという感情が顔や態度や言動に表れがち)なので、なにかとクールとかアウトロー気取っている人間が気に食わないんだよな。本物のアウトローなら構わないのだけど、「おまえ、それ単なる強がりなんじゃねーの?」「てめえの思う『カッコイイ』を実現したいだけなんじゃねえの?追いついてねえけど」という人は見苦しい、のみならずうっとーしーな。
そういう奴に限ってもったいぶりながらも知らぬ間に「ライフスタイル」「ポリシー」「アティチュード」(同じ意味のような気がする)なんかを語り出しちゃうからね。タチが悪い。オンリーワンな私語りですか。くそば(以下自粛)
UNCHIKUやHERIKUTSU並べてせいぜいのたれ死んでください。アルファベットで緩和してみました。
話がそれた。育ちの悪さ露出で申し訳ない。
最近はどうも心がすさんでいてたまりません。やはり人間は体とか頭ん中のもやもやを吐き出さないとダメですよ。私の場合旅方面は絶賛お休み中(8月後半に出張あるけど)なので、あとは「泣き」で発散するしかないのです。
そんなところに高校野球。
そして毎週のお楽しみ、「がんばっていきまっしょい」
この2本柱でおんおん泣いてます。「がんばっていきまっしょい」のほうは文庫本も出たので嬉しい限りだ。ドラマも映画もいいけれど、「がんばっていきまっしょい」は小説が一番いいんだよなー主人公の悦子が何がしたいんだかわからないんだけど、何かをしたくてたまらない/したくないことだけはわかってるけど、したいことはできやしない、という挫折や葛藤を抱えているあたりがいい。サクセスストーリーや元気いっぱい物語なんて心には響かねえや。高校受かってすぐやったことが「漫画を一日中読んだ」というような箇所のリアリティもよい。私もアンドレが死ぬシーンは激泣きですから。
若いうちの挫折・葛藤・振り返ってみるととるにたらない悩み、今になったら笑い話になるような甘酸っぱい感情などが伊予弁(響きがいい)と海、そいからじゃこ天がのったうどんなんかに囲まれていて、本当にいい物語です。
つまり、今、何を考えているのかというと
まあ、賢明な方にはもうおわかりであろうが
「松山に行きたい」
ということである。
結局旅だった。どうしても行きたい松山。じゃこ天食いたい。

松山に並んで今、もっとも行ってみたいのが長崎なのです。
先日、ふぁる姐に連れられて歌舞伎町で飲んだのですが、その際に声が太い私にふぁる姐が「この曲伝授するから、覚えなさい」と渡されたのが内山田洋とクールファイブの「さようならの彼方へ」でした。
愛に 愛に傷ついた二人が同じ場所に住んじゃいけないーって
別れたからって別に異国に旅立つ必要はないと思うんだが。どちらかが外国人なんだろうか。
一晩のうちにふぁる姐Ver.とメンバーズクラブのマスターVer.でこの曲を聴いたので、さっそくクールファイブのベスト盤を買ってみました。
いやあ、いい曲多いなあ!全然知らなかった。
フジロック前でもクールファイブばかり連日リピートで「神戸〜泣いてどうなるのか〜」などと口づさみっぱなし。
なーがーさーきーいーきーてーぇー
あああ、でもここは東京。中の島は遠いよ。
フジロックに行ったときも長崎出身の「松千」という男女デュオのステージを見たのだけどこの女の子ボーカルがパワフルで躍動感と表情に富んでいてよかったのです。佐世保の海を歌った曲がよかった。
高校野球でも清峰高校は瑞々しかった。名電を破るという快挙。
双子の大石ブラザーズはきっと人気が高くなることだろう。
そんな具合に長崎への愛はつのるばかり。
しかし、羽田−長崎間って航空券が日本一高いらしいんだよな。前途多難。

と、思ってたら!
スカイネットアジア航空が就航してら!
パックだとひとり20300円だった。ギャー!行けるぜー!

というわけで、長崎行きを真剣に検討したいと思います。

話は大分戻って甲子園。
今年は先述の清峰だけでなく、国士舘にもツインズがいるのですよ。
その名も「高橋兄弟」
高橋厚史君・智史君という兄弟なのでその括りは間違ってはいないんだが。
熱闘甲子園のディレクターはバブル期に就職した世代とみた。
高橋兄弟のほうは今なにやってるんでしょうか。ちょろっと調べたら室井滋主演の「のど自慢」にチラリと出演しているらしいのだが。
高橋兄弟といえばいいともの「いい男さんいらっしゃい」ですが、これを録画したものはふぁる姐宅にて見せて貰いました。さすが、と思った。
甲子園関連の名前でこれまた思わず注目してしまったのは京都外大西のスーパー一年生投手、
「本田拓人」君ですよ。

若葉学園のデビッド・シルヴィアン!
スケコマシ!
奥義!ちばてつや眼!
池上遼一眼!

といろんなことが頭を駆け巡りましたが、本田恭章似ではなくクリクリ坊主の高校球児でした。
当然だ。
それどころか子連れ狼の大五郎似と言われているらしいし。


BOYは今・・・今は高校球児なんだよな。お耽美は遠くになりけり。
でも「京都外大西のデビッド・シルヴィアン」と呼ばれていて欲しいものである。そんなファンタジーを抱いてもいいじゃないか。
1989年生まれらしいけど。
平成生まれ!・・・

そういえばこないだ表参道のライブハウスの前を通り過ぎたら本田恭章のライブやってたな。うちのイトコ(本田恭章ファンクラブに入っていた)に教えたら喜びそうだ。中川勝彦の娘、しょこたんが人気だったりでいろいろ感慨深いものです。
(今日の日記は甲子園の前に本田拓人を思い出させてくれた由織さんに捧ぐ)
2005年08月11日(木)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


股・戯れ言 / ヤツザキホームページ

My追加

人気サイト