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何回か前の日記に「胃が痛い!罪深い!」と書いてましたが、一時期落ち着いていたのにまたしても胃が痛い。なんなのこれは。 私の自慢は目がいいことと胃がいいことだったんだが、こうなるともうアイデンティティ崩壊である。いや、以前に目が僅かに悪くなったことがあって、「アイデンのほうが崩壊しそうだ!」と騒いだことがあったんだった。 ということはティティのほうも崩壊か。脆いアイデン&ティティであった。合掌。
なんて言ってる場合ではない。 ホントに人生初の胃痛なのである。前代未聞。空前絶後。一期一会。いや、これからは胃痛を伴う人生になるかもわからんが。今まで友人が「胃が痛いのでご飯食べれないワ」と言っても「あ、そう。じゃあ飲みに行こうぜ」と対応していました。胃が痛いってのがどんなものなのかわからなかったのです。傷口が傷む程度のものにしか思っていなかったのです。 が、今はわかる。その友人にはなんて悪いことをしたのだろう。いまや私の胃もビールは受け付けなくなってしまった。炭酸は相変わらず飲んでいるが、ビールはしんどい。スマトラ沖津波のごとく胃壁を襲っているのである。そんな人口災害をわざわざ自分体内で起こしたくもないんでビールはヤメヤメ。それでも、まあ、ひっそりと日本酒は飲んでいるのだが。(買ってきて勿体無いから)今まで「すべての行動を妨げる痛みは歯痛だけである!キング・オブ・エイク!(生理痛をのぞく)」と信じて疑わなかったのだが、胃痛もそれに匹敵する痛みではあるな。しかも内臓の痛みなので表面的には差支えがない、というのがさらにしんどい。 しかしさすがに2週間以上も胃が痛いと唸っているので、周りもホントに胃が痛いということを信じてくれるようになりました。真実は強し。(今までどんだけ仮病を使ってきたんだ私は)
まあ、胃が痛いというのは悪いことだけでもない。 牛乳/乳製品の類が胃によいというので、一日に何度もその手のものを買いに行くのだが、もちろんただ買いに行くわけではなくコンビニとはまったく逆方向の川べりをフラフラと歩いて一服、というようなことを毎日やっているような気がする。就業時間も呑気なものだ。外は寒いが、胃痛がやわらぐ一瞬でもある。 ああ、私は会社に居たくないんだな。きっとそれがストレスなんだな。どこか遠くに行きたいだけなんだな。このまま作業着羽織ったままでいいからタクシー止めて「羽田空港まで」とか言っちゃって羽田着いたら30分後とかに離陸するような便に乗ってしまいたいんだな。でも運賃は片道15000円以下のところがいいな、あんまり高いとあとで後悔する方がイタイしな。機内ではスープとりんごジュースを飲んで元を取るのだ。 そんで空港に着いたらバスに乗って街を目指そう。空港のうどん屋で腹ごしらえをしてからでもよかろう。あ、でもリムジンバスは高いんだよないやだなぁ・・・などと考えても、結局手元には200円くらいしかないので(コンビニに行く時は余計なものを買わないように500円玉握り締めていくようにしている)とぼとぼと机に戻るしかないのであった。(時には「200円で遠くまで行けるシステムを作るべきだこの国は」などとも考えるが) まあ、妄想力は高まりますわな。 今朝なんぞ、妄想力高まりすぎて「会社に行かずに仙台に行ってしまう夢」を見てしまう始末。そういえば「会社に行くつもりで外出したが、気がついたら(つうか意図的なんだが)新幹線の改札をくぐっていた」なんて行動も久しくやっていない。ウズウズする。なんでそんなに旅がしたいのかよ。(孫風)自分でもわからない。とりあえず人の思惑とか悪意とか思いやりとかなんか知らないがそういうものをやり過ごすのが面倒でたまらんのだよな。そういうのが胃にハッとしてグっと来てるんではないのか。特に去年の旅ラッシュのことを考えるとなぁ。 アフター・ザ・旅ラッシュ。旅敗れて胃痛あり。そこまで大げさなことではないんだが、どこかに行きたい。どこかに行きたくてたまらない。「遠くへ行きたい」のプロデューサーになりたい。これはちと違うな。 ああ、ほうとう食いに出かけようか。山梨ならば安いしな。それもいいな。悪くないな。胃にもよさそうだしな。 「路上」でも読み返してイメージを固めるとしよう。
話は変わるが、我が家に韓国の方が再びいらっしゃるらしい。 ま、いつも通りターミネーター(妹)の友達なんだが。 以前にも韓国の方が3,4日ほど滞在していたのだが、今度は2人!そんなに長くはいないみたいだがいつの間にうちはホストファミリーになっていたのだろう。んで、うちの井筒監督似の人(父)が「なんでそんなにホイホイ呼ぶんだよ」と怒っていたが(でも井筒監督似はうちのターミネーターに弱いので直接は言わない。ヘタレ)、まあ、2人とも日本から帰ったら兵役(!)に行くらしいんで、別に呼んであげてもいいんじゃないかと思う次第。兵役か〜日本は縁がないからあれだが、台湾だって徴兵制あるんだもんな。ドイツとかもあるんだっけ。いやぁ、日本はつくづく平和だ。 んで、この韓国の方々、もうすでに日本には来てるそうで、私が韓国一いい匂いのするシャンプーがもう一度使いたい、と妹に話したところ、わざわざ買ってきてくれましたよ。ありがたや。我が家は「他の国で使われているシャンプー/リンス使いたがり一家」(海外旅行に行ったらシャンプーとリンスを買ってこなければいけない、コレ立派な義務)なのでホントにホントにありがたい。 というわけで、我が家に来た時はどうふるまってあげようか。せっかく「今年は着物を着るぞ!」と意気込んで、結局着たのが正月一回ポッキリなので着物でも着ようか。帯の結び方もなんとなく覚えたことであるし。 しかし家で着物って、それが自然になるまでは照れくさいもんなんだろーなーうちのターミネーターに「気張りすぎ」とか言われそうだしなー。俺は病的な照れ屋だしなー。ああ。 そもそも、着物de出迎えって、別に「ふるまう」の範疇でもないような気がした。こういう時は料理とかできたら便利だな、とふと思う。 作ってみるのも一興なんだろうか。(兵役前の思い出がマズイ料理になるのも可哀相だなオイ)
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2005年02月03日(木)
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